インドACCESS
接待 3/3 ビジネス接待(続き)
- 女性のビジネスパーソンにとって、インド人のビジネスマンからの外での食事の誘いは、特に心配することなく受けることが出来ます。
- 男性のゲストは食事代の支払いを主張してくる可能性があります。その反対に、あなたが招待される場合には食事代の支払いを申し出ることを忘れてはなりません。(これは丁寧に断られることがほとんどですが。)
- 一般的に過度のチップはお勧めできませんが、ある程度のチップは求められています。大体のレストランでは10%程度が適切で、請求書に含まれている場合もあります。また、おつりを感謝の証としてテーブルに置いて来ても問題ありません。
社交上のマナー
- もし家に食事に招待された場合には15〜30分程度遅く到着するようにします。
- インド人の多くの家では、家に上がる前に靴を脱ぎます。また、招待状があなた個人もしくは家族に宛てられたものなのか確認することも重要です。
- たいていの場合女性はキッチンの中にとどまり、料理をしたり料理の指示を行いゲストを快適にもてなすよう心を配っています。そのためその女性たちのために、料理について賞賛したり褒めることは喜ばれるエチケットのひとつです。
- 料理の最後に「Thank you」とお礼を言うことは他人行儀とみなされあまり好ましくありません。その代わりに「今日の食事はすばらしかったです」などの料理やおもてなしの賞賛を氏、次回はお礼にホストを食事に誘うようにするべきです。そうすることにより、ホストとの関係をあなたが重要に感じていると受け取られます。
- あなたが社交的な催しを開催する際には手紙での招待状の後に、個人的に電話で招待客全員にコンタクトを取ることが大切です。インドでは「お返事ください」
〔R.S.V.P.〕といった文化はなく、書面での招待状を前もって送り、その後開催日の近くで電話で連絡するのが一般的です。
- 心構えとして、時間通りに到着することはマナー違反と考えられているので、ゲストは時間通りに現れないと覚悟しておかなければなりません。また、来ると言っていたにも関わらず現れないゲストもいるかもしれません。(これは直接的に断る事を好まない文化であることも原因の1つです。)
- あなたのゲストが別のゲストを連れてくる場合がありますが、これはホストとの親しい関係の表れでありマナー違反とは考えられていません。
- それらの際にはホストはそのゲストに対しても親切に対応することを求められます。
- 何人が参加するのか予想するのが非常に難しいので、テーブルごとの食事よりもブュッフェ・スタイルの食事が賢明な選択です。
- 料理をしたくない場合には様々なケータリング・サービスを利用することが出来ます。レストランやホテルのケータリングも利用できますし、その場所でもパーティーを開くことが出来ます。