インドACCESS
一般常識 1/2 しても良い行動
- 伝統的なインドの挨拶は手のひらを合わせ、「Namaste」 (ナマステ)か 「Namaskar」 (ナマスカ)と少しお辞儀をし言います。
- NamasteやNmaskarはヒンドゥーの挨拶の方法ですが、すべての他のコミュニティーで受け入れられている一方、これらのコミュニティーではそれぞれ独自の挨拶があります。
- 例えば、モスラムでは伝統的に 「Salaam-Wale-Kum」と挨拶し、「Wale-Kum-Salaam」と返事が返ってきます。同様にシークでは伝統的に「Sat-Siree-Akaal」とお互いに挨拶を交わします。
- 都市部や欧米化されたインドの地方では握手もまた挨拶として認められています。
- 都市部の若いインド人の間では、公式でない挨拶としては手を振り「ハイ」 や 「ハロー」といった挨拶も受け入れられています。
- 一般的にインド社会では男女での身体的な接触のある挨拶に対しては保守的なので、ハグやキスなどの挨拶は差し控えるべきです。
- 女性との握手の挨拶は身体の接触があるため、インドのすべての地域で受け入れられているというわけではありませんので注意が必要です。
- 欧米化した都市部ではインド女性から握手を求めてくる場合もあります。そのため、握手をしての挨拶は求められた時のみにし、それ以外では「Namaste」
にしておいた方が無難ですし、またそれにより友好の意の表明としても受け入れられます。
- 女性やゲストをあなたの先を歩かせるのが習慣となっています。
- 手招きする際のマナーとしては、手を伸ばし手のひらを下にして指先でかき集めるような動作をするようにします。手のひらを上に向け指を振り手招きをするしぐさは(日本同様)横柄でえらそうな態度として無礼だと受け取られます。
- 人を指差すことは非難していると受け取られるため避けなければなりません。手や手のひら、あごで人を指すようにしてください。
- 手を臀部に置き直立する姿勢は、多くの場合威圧的で攻撃的な姿勢と受け取られます。
- インド人にとって、会話の途中に手でのジェスチャーを交えて表現するのはごく一般的なことです。腕を組んだり、ポケットに入れたまましゃべることは傲慢な姿勢として受け取られます。
- 口笛やウィンクは性との関連性があるため、受け入れられない行動としてみなされます。
- 一人で歩いている女性に声を掛けることは、誘いや不純な行動とみなされますので避けたい行動のひとつです。
- 年功序列(年齢と権限)は職場でも公の場でも尊重されています。