チリChile
商談 2/4
- 打合せや商談の前には簡単な世間話をするのがチリでのビジネスマナーとなっています。
- 最初の訪問の際には中間レベルのマネージャーだけでなく、トップレベルの重役も同席するようにしてください。
- しかし、その後の実務レベルの詳細に関しての交渉は中間レベルのマネージャーが行うことになります。
- あなたの相手のチリ人は最初の面談では形式張った印象を受けるかもしれませんが、次回以降の面会からは徐々に親密さが増してきます。
- チリのビジネス文化においては保守的な考え方が政策や経済性、社交的な考え方よりも優先される傾向があります。
- また、正直さと品位は高く評価されます。
- ユーモアのセンスもまた評価されますが、ミーティングは目的に集中し、まじめな雰囲気で行われるのが一般的です。
- 南米のビジネスパーソンにとって個人としての名誉はとても重要な意味を持ちます。
- そのため、特定の他人を非難や贔屓したり、相手を動揺させるような行動は控えるように気をつけてください。
- 他人に対して親切にしたり、敬意を示す振る舞いもまた高く評価される傾向があります。
- また、チリのビジネス文化においては過剰に積極的（アグレッシブ）な振る舞いは避ける傾向があります。
- 交渉の場面においては相手に対して共感的に接することが重要になります。これはあなたより恵まれない立場の相手に対しては、特に重要になります。
- 更には、チリ国の豊かさに対しての心配や取引相手に対しての気遣いを表現すると、喜ばれる傾向があります。
- チリ人は丁寧な傾向がありますので、率直な回答よりも、相手が求めていると思われることを応えることがありますので、注意が必要となります。
- チリのビジネス文化では交渉において、感情の方が事実よりも重要視されることが時々あります。
- チリ人にとって事実の受取り方は非常に主観的であり、個人的である傾向があります。
- カトリックとプロテスタントの教え（原理）が人々の考え方に深く影響を与えていることが少なくありません。
