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フランスでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<接待についてのヒントや注意点>
- 接待の場はディナーが好まれます。しかし、実際のビジネスの話はランチやディナーの場では避けるようにしてください。食事を共にすることはお互いの理解を深める場としてみなされています。もし、ビジネスの話をしなければならない場合には、デザートが出されるまで待つようにしてください。
- ビジネス上のランチは12:30〜13:00に始め、15:00ぐらいまで行われるのが一般的ですが、必要ならばそれ以上続けられる場合もあります。
- ビジネス上のランチはフォーマルな食事ですのでアペタイザーから始まり、メインディッシュ、チーズ、デザート、コーヒーとサーブされます。
- ディナーの招待はたいてい20:30からとなり、少なくとも23:00ぐらいまではいるようにしてください。丁寧な席のはずし方としては、他のゲストがコーヒーを終わるのを待ってから帰宅するようにしてください。
- ナイトクラブやバーでのビジネスの打ちあわせは避けるようにした方が無難です。たいていの場合はうるさ過ぎてビジネスの会話は出来ません。またそういった場であればホテルのバーがおすすめです。
- 食事やお酒に招待した人間が支払いをするのが一般的です。
- たいていのレストランでは予約が必要となります。ただし、ビヤホールやホテルでは必要ありません。
- もしあなたが接待する立場の場合にはフランス料理が安全な選択です。
- 食事と共にワインを飲む習慣となっていますので、拒否せずに口をつける程度にしてください。
- 食事の前にお酒を出されるということはあまりありませんが、シャンペンやキールが食前酒としてサーブされることはあります。
- キールは小粒の干しぶどうのお酒と白ワインを混ぜたもので、キール・ロワイアルは小粒の干しぶどうのお酒とシャンパンをブレンドしたものです。また、キール・サーベージは様々な干しぶどう酒を混ぜたものです。
- フランスにおいてワインはその食事に合わせ注意深く選定されます。そのため、食事ごとにワインを変更することもあります。一般的に白ワインはアペタイザーと魚料理、赤ワインはアペタイザーと肉料理、そしてデザートワインをデザートに選択します。
- 夕食後にブランディーやリキュールを飲むのは稀になってきています。オレンジジュースを食後のコーヒーの後にすすめられるのは、ホストのそろそろお開きの時間であるとの遠まわしな(またエレガントな)意思表示です。
- フランス人宅でのディナーは、スープとアペタイザーに始まり、メイン2皿、そしてデザートで終了と、とても手の込んだものを提供される場合があります。
- ディナーではワインがほとんどの場合提供され、食事に良く会ったものが注意深く選らばれます。
- ディナーパーティーは深夜にたいてい終了となり、時として翌日の早朝まで続くことがあります。
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