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フランスでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<接待についてのヒントや注意点>
- 上座はテーブルの頭の部分になります。最も重要な人間がそこから左側の一番頭に、次に重要な人間が右側に座るようにします。夫婦でホストを行う場合には、一方がテーブルの頭の端に、他方がその反対側の端に座るようにします。
- 時々、ディナーパーティーの際に夫婦やカップルが離れて、お互いに知らない人間の隣に座らされる場合がありますが、これはその新しい人間と知り合うことを促すことを意図してのことです。
- フランス人はアメリカでのマナーとは違い、ナイフとフォークを持ち替えることはしません。両手で食事をする際にはナイフは右手、フォークは左手で持ちます。
- ナイフやフォークはしばしば数セット用意されています。どれから使うのか不明な場合には外側のものから使い、徐々に内側のものを使うようにすることをおすすめします。
- 食事は左回りで次の人に回します。
- 塩、コショウ、ケチャップなどを食事に加える際には、これをホストが料理の味がしないとか適切でないと受け取りかねませんので注意してください。
- 食事が終わった際には、ナイフとフォークを平行に皿の右側に置いてください。しばらくこうしておくことで、サーバーに対して食事が終わったとのサインとなり皿や食器をさげてくれます。
- 食事をしていない時でも手首をテーブルの上に出しておくようにしてください。
- 一皿一皿はアメリカのそれと比べると量が少ないですが、その分多くの種類の食事が出されます。
- 皿の上の料理はすべて食べることが基本となります。食べ終わるまで次の食事がサーブされないこともあるので注意してください。
- 水のお代わりは自由に頼んでも変りませんが、ワインはホストより注がれるまで待つようにしてください。反対にあなたがホストの場合には、ゲストのグラスが満たされていることを確認するようにしてください。
- また、有名なレストラン等ではウェイターがすべてのゲストのワインをサーブします。
- 食事はフランス中を通して重要な文化の一つで、地方により様々な種類が存在します。世界でも有数のシーフードをノルマンディーやブリタニー湾に沿って食べることが出来ます。もし機会があるようでしたら是非オイスター(牡蠣)を試してください。とても特別です。
- 同様に、新鮮な魚介類や屋外でのグリル料理はコートダジュール地方の象徴的な料理です。
- ライオンズ地方はソーセージや肉、野菜の家庭料理が有名です。
- アルザスなどではドイツ北部の料理の影響を強く受けています。更に田舎に向かうと質の良いチーズや、肉、やパン、野菜の料理に加え、香辛料を多く使ったブイヤベースやラタトュイユなどのシーフード料理が有名です。
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