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タイでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<商談についてのヒントや注意点>
商談 2
ゴルフやディナーなどへの誘いは受けるようにし、お互いを良く知り関係を築くよい機会だと捉えてください。
日本同様すぐに決断がされることは期待できません。たいていの場合は後日改めて結果を聞くことになります。これはタイ人が個人で決断を下すことを好まず、決定する前には数人に相談し合意を得た上で決断する傾向があるためです。
また、これはビジネスを開始するには準備が足りない場合などには、これが理由(言い訳)として頻繁に使われます。その際にはがっかりするのではなく、更に情報を伝えたり新しいオファーが必要なサインと受け取り、更なる交渉のチャンスとしてください。
タイ人との交渉の中で相手が取るに足らない細かなことを問題として強調し続けることに気付いたら、他に大きな問題が存在するというサインとして受け取ってください。
これはタイのビジネス文化ではあなたの面子も重要視しますので、直接的に問題を提起して対立したりあなたの顔に泥を塗ることを避けるためのサインなのです。
問題を特定するために直接聞くことは避け、それぞれの詳細についての質問を注意深くするようにしてください。
ビジネスのスピードは欧米のそれと比べるととても遅いですが、相手をせかしたり時間的なプレッシャーを与えるのは避けるようにしてください。対立は極力避けるようにし、冷静さと愛想よく接するように心掛けてください。
会社の方針は非常に厳しく守られます。特に大企業においては強くこの傾向があります。
名刺はあなたの名前と役職(部署)の両方が明記されているようにしてください。また、会社の住所、電話番号、FAX番号、ウェブアドレス、Emailアドレスなどの情報も記載するようにしてください。質の良い名刺はタイでは重要な財産とみなされます。
たいていの名刺は片方の面にタイ語、反対側に英語が印刷されています。
もしあなたがDr.やPh.D.などの肩書き(資格)を持っている際にはそれも、名刺に明示するようにしてください。
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