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タイでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<商談についてのヒントや注意点>
商談 1
タイ、特にバンコクでプレゼンを行う際には英語で行うことが出来ますし、プレゼンおよび配布資料も英語で問題ありませんが、必要以上に難しい単語やイディオムなどは避けるようにしてください。
あまり複雑な英語でのプレゼンは相手に理解されず、相手を困惑させるのみがあなたのプレゼンが失敗に終わることになります。
タイ人はUK英語とUS英語には比較的慣れていますが、他国人の話す英語のアクセントにはそれ程慣れていませんので、ゆっくりとはっきり話す必要があります。
言葉が問題になりそうでしたら通訳を雇うことをおすすめします。
プレゼンや資料はカラフルにし、写真などの商品やサービスを表すものを多く使うようにしてください。また、黒と白で文字だけの並ぶプレゼン資料にはしないようにしてください。
タイ人は一般的に比較的派手で視覚に訴えるプレゼンを好む傾向にあります。ただし、そのために中身のないプレゼンになりメッセージが伝わらないこともありますので、そうならないように気をつけてください。
特にバンコクや大企業においてはすべての商談を英語で行えると考えていて問題ありません。契約も英語で行うことが出来ます。
名刺の交換は面談の最初に行われ、あなたのグループの各人のポジションや役割を説明するようにし、出来れば意思決定権は誰が持っているのかを相手に伝えるようにしてください。
これは話し合のみからでは相手の役割をそれぞれ認識するのは難しいためです。特に英語に慣れていないトップマネージメントが参加している際にはこの傾向は更に強くなります。
名刺は可能な限り最も上役/年配の人間から先に交換するようにしてください。通常、ミーティングを開催した側が名刺の交換を申し出るのがタイのビジネスマナーです。
名刺の交換が行われなかった場合には、プレゼンの最後などにあなたのプレゼン資料などと共に名刺を相手に渡すようにして問題ありません。
プレゼン資料のコピーは少なくとも参加人数分+α(5・6部)を用意するようにしてください。過剰分はこれらはプレゼンには出席できなかった関係部署の人間などに渡してもらうようにします。
よい信頼関係を築くのも商談の中では重要なことです。プレゼンの最初や最後に簡単な会話を行うようにしてください。これがあなたに対して好意を持たせるのに役に立ちますし、その効果は決して少なくはありません。
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