タイでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
＜贈り物についてのヒントや注意点＞

贈り物

個人へ贈り物をする際には、何か小さくて高価すぎない日本独特のものが喜ばれます。ありきたりの高価な贈り物は避けるようにしてください。日本の風景の写真集などは安全な選択の一つです。
新年の簡単な贈り物の例としては会社のＴ-シャツ、カレンダー、ペン、システム手帳などです。
贈り物を渡した際に相手はそれをそのまま横に置いておき、あなたが席を離れるまでそれを開けないことがしばしばあります。これにはがっかりしないでください。タイのビジネス文化でも日本同様に面子を重んじ欲張りに受け取られないように送り手の前ではプレゼントを開けることはしません。
従って、あなたも何かを受け取った際にはその場で開ける必要はなく、送り手と別れた後にプライベートで開けるようにしてください。
新年にはバスケットいっぱいのフルーツの缶詰や、クッキー、ウイスキーなどが贈られます。これはたいてい通常取引のある企業同士にて行われるのが一般です。
タイのビジネス文化ではオフィスに簡単なキッチンがついており、皆が食べ物を持ち寄ってシェアする風習があります。そのため、市場などに出かけた際には自分の分だけの果物を買うのではなく、後日職場に持っていけるように多少多めに買うことをおすすめします。
また、職場に食べ物を持ってきた際には特に誰に告げるわけでもなく、ただ黙ってそのキッチンや決まった共通の場所に置いておけば問題ありませんし、皆そうします。
ナイフやはさみ、鏡などの尖ったものは贈り物としては避けてください。
ハンカチと香水は一般的に恋人にのみ贈るものとされていますので、注意が必要です。

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