タイでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
＜接待についてのヒントや注意点＞

接待 1

食事や食べ物はタイ人にとってとても重要なことです。以下にタイにおける食事の際の注意点をまとめましたので参考にしてください。
多くのビジネスでのランチやディナーは、レストランで行われるのがほとんどです。その際には、時間通りにグループ全員で到着するようにしてください。
ホストや上司が先に席に着くようにするようにしますが、たいていの場合はあなたに席に着くように勧めてきます。その際は丁寧に断り、彼らが先に席につくようにすすめ、その着席を待ってから座るようにしてください。この際にはとても混雑しますので、たいていの場合、外国人はどの席に座れば良いのか指示されます。
タイ人は料理の注文をすることを好み、その選択に自信を持っています。何か食べたいものを聞かれた際には特に躊躇することなく希望やアレルギーなどを伝えてください。
一般的にテーブルの中心に何種類かの料理が置かれ、各人にご飯が置かれます。
料理にスープがある際には各人におわんが配られます。このおわんはスープのみに使うようにしてください。
タイのレストランではスープや魚介類などの取りにくい料理は、レストランの従業員が取り分けてくれます。有名なレストランでは当然従業員が取り分けますが、もっとカジュアルなレストランや特にバンコク以外では自分で料理を取ることも問題ありません。その際には用意されている料理を取る為のスプーンを使用してください。その際にはそのスプーンにあなたのご飯がつき、大皿に戻す時に料理に入らないように気をつけてください。
タイ料理はフォークとスプーンで食べられます。箸は中華料理と麺類に使用されます。
食べる際にはスプーンで口に運ぶようにしてください。フォークはスプーンに者を乗せるために使うようにしてください。
ご飯のお皿に何種類かの料理を取って、それをまとめて食べるのは控えるようにしてください。その代わりに、各料理を少し取りそれを食べ終わってから次の料理を取るようにしてください。
もし、料理が辛すぎる場合には無理して食べずに、何か別のあまり辛くないものやチャーハンなどを頼むようにして問題ありません。
料理が食事の際に回される場合があります。その際にはその流れに乗って料理を回すようにしてください。
多すぎると思われる量の料理が注文されることがしばしばあります。これはホストが十分な量の料理を注文しないと恥をかくと考えられているからです。
多量の食事をあなたの取り皿に残さないように心掛けてください。あまり多くの量の料理を残すことは失礼であるとみなされます。これは、少量の料理を1つずつとり、それが終わったら次の料理を取るようにすれば避けることが出来ます。
お酒はランチの際には飲むことはほとんどありませんが、ディナーではたいていの場合飲みます。

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