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スイスでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<商談についてのヒントや注意点>
- 合意事項や契約は後になってひっくり返されることはありません。
- また、合意事項や契約に伴う役割分担についてスイス人は信頼することができ、その実行をフォローする必要はありません。
- プレゼンについては明確に正確なものを心がけるようにしてください。また、その際には現地の言語で簡単にまとめた資料の配布をおすすめします。
- スイスのビジネス文化においては口頭での約束ではなく文書にしたものを好みますので、交渉においては議事録などを自分から取るようにしてください。また、そうでなければスイス人が間違いなく議事録を取ります。
- 一般的にドイツ語圏とフランス語圏のスイス人は概念的/分析的に考える傾向があります。
- 一方、イタリア語圏のスイス人は連想的に物事を考える傾向があります。
- ドイツ語圏とフランス語圏のスイス人は問題解決に当って、確立された一般的な方法を用いる傾向にあります。
- 一方、イタリア語圏のスイス人はそれぞれの問題に深くまで入り込み、その都度解決方法を模索する傾向があります。
- 一般的に、ドイツ語圏とフランス語圏のスイス人は、判断基準として実験の結果や客観的な事実などを信用する傾向があります。
- 一方、イタリア語圏のスイス人は主観的な感情により判断をする傾向があります。
- どちらの場合でも、国家主義やユートピア理想主義が事実の判断に影響を与えることがあります。
- スイス文化は民族中心的な考え方をしており、外部からの影響については注意深く対応する傾向があります。
- スイス人はアグレッシブに要求することなく、交渉の結果として可能な限りの条件を相手から引き出すことが出来るとして有名です。
- 彼らの製品やサービスの抜群の品質と価値に伴う彼らの静かな自信が、押し売りのような手法をする必要をなくさせ、また、安売りをする必要もなくさせます。
- また、決断までスイスでは時間のかかる文化であるため、決断を迫られるようなプレッシャーには負けないことも理由のひとつかもしれません。無理やり物事を強引に進めようとしても、容赦ない拒絶を招くだけです。
- スイス人はあなたを”支払った分を手に入れた”と信じさせるのがとても上手です。
- スイス人はあなたが多少なりとも強引に契約を進めようとすると、あなたが合理的でない問題のある行為をしたと感じさせることに長けています。
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