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スペインでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<一般常識についてのヒントや注意点>
- スペインでの生活は日本や北米、北ヨーロッパのそれに対して正反対であるような面が多くあります。例えば急ぐことは少なく、騒がしく、喫煙者であふれています。
- しかし、これらに対してイライラしてもどうしようもありませんし、更に抗議することはまったく意味がありません。
- これらに慣れるには数日かかるかもしれませんが、最善の方法は現地の文化に従い、くつろいだペースを楽しむことです。
- スペインの文化では時間に対しての態度は悪名高いほど悠長です。必要のないものに関しては急いで処理されることはありません。
- そのため、ウェイターがテーブルにすぐやってこなかったとしても、彼のサービスの悪さを非難するのではなく、あなたが急いでいるように見えないために彼も急いでテーブルにやってこないのだと理解するようにしてください。
- スペイン文化における毎日のタイムテーブルも、他の文化からの人間にとっては慣れるのに苦労します。
- エアコンの普及によりスペインの生活習慣は大きく変ってきましたが、古くからの習慣は今でも残っており、涼しくなる夕方から夜にかけて多くのスペイン人が屋外で楽しむ傾向があります。
- 子供が夜遅く(深夜)まで起きているのを見ても驚かないようにしてください。
- また、同僚が深夜過ぎまで飲み続けていたとしてもイライラしないようにしてください。
- スペイン人の一日は明確に分けられているわけではなく、仕事とプライベートの時間は大きく2つに分けられておらず、それぞれが24時間サイクルで織り交ぜられています。
- この自由奔放な時間に対しての態度はir de tapas(タパスを食べに行く)に象徴されるように、日中にいくつもの小さいお皿に用意されたおやつを堪能したりします。
- また一方でスペインのお役所仕事のあらゆる面(オフィス時間、必要書類、細かいルール、無関心なスタッフなど)は本当に、非常に腹立たしいものです…
- 騒がしいバーなどではエチケットや丁寧さは欠けているように見えるかもしれませんが、一般的にスペイン人は我慢強く、おおらか(楽天家)で歓迎的な傾向があります。
- スペインの個人とその家族を最優先とする文化においては、そのグループに属さない外部からの他人は明確に差別して扱われます。
- しかし、だからと言って外部の人間に対しての社交上の丁寧さを無視してもよいというわけではありません。
- 一般的に店やバーに入る際にはbuenos diasやbuenas tardesと言うようにし、離れる際にはadiosやbuenas nochesと言うようにしてください。
- また、各ローカルごとの習慣を理解する努力を怠らないようにしてください。
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