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スペインでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<スペインについてのヒントや注意点>

スペインとは 2
  • 国内での争いとして2つの大きな問題を挙げることができ、それらは宗教観と民族主義にその端を発しています。
  • カタロニア(Cataluna:スペイン語、Catalunya:カタロニア語)はスペイン第2の都市であるバルセロナ(Barcelona)に首都を置く自治コミュニティーとなっています。
  • 彼らの言語であるカタロニア語(catala)はスペイン標準言語であるカスティリア語(castellano)よりもフランス南部の昔の言語であるオシタン(Occitan)に類似しています。
  • カタロニアと首都の間の緊張感の原因は地中海地方がフランコ国家主義に対して負けそうになっている共和党を支持した内戦まで遡ります。
  • 今日、カタロニア人たちの独立心は、主にその言語に対してのすさまじい自尊心に現れています。スペイン人口約4,000万人の17%の人間によって話され、カタロニアのオフィシャル言語となっています。
  • また、両者の激しい対立はお互いの中心を代表するFCバルセロナとレアル・マドリードの試合において顕著に見ることができます。
  • 強いカタロニア地方主義の人間にカスティリア語で話しかけることはお勧めできませんが、それよりも、バスク国家主義の人間に対してスペイン語(カスティリア語 )で話しかけることは控えるようにしてください。


  • バスク国家(バスク語:EuskadiやEuskal Herri、スペイン語:Pais Vasco)はスペイン北のSan Sebastian (バスク語:Donostia)とBilbao(バスク語:Bilbo)を中心とする3つの地方によってなります。
  • バスクは数世紀にわたり独立心の強い地域であり、バスク独立主義者(ETA)はマドリードよりの完全な独立を求めてテロ行為を繰り返してさえいます。
  • このETAの活動は現地の人口の15%程度のみが支持しているのみですが、おそらく1/3の人口がバスク語を話すことが出来るといわれています。(バスク語は独特でインド−ヨーロッパ語族には属さない言語)
  • ほとんどの場合、訪問者にとってバスク文化の存在を明確に確かめられるのは看板などに書かれたバスク語(Euskara)やあちこちに点在するfrontonの存在です。
  • frontonはバスクの伝統的なスポーツであるpelota(スペイン語)やjai-alai(バスク語)のためのコートで、とても小さな村でさえも見つけることができます。
  • スペインの北西部にあるガルシア地方も独自の言語を持ち、ポルトガル語に非常に似ていますが、ビジネス目的での訪問の際にはビジネスの場でガルシア語(galle go)を聞く機会はほとんどないと考えて間違いありません。
  • キャスティリア語、カタログ語、バスク語、そして、ガリシア語はスペインの4つの対等な国語(lenguas cooficiales)として認められています。
  • また、スペイン内には多くの方言が存在し、中でもバレンシア(Valencia)近郊のレバント(Levant)地方やバレアレス諸島のメロクイン(mallorquin)においては特に顕著に見ることができます。


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