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ポルトガルでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<相手の名前の呼び方についてのヒントや注意点>
- もし、あなたがポルトガル語のタイトルで相手を呼びたい場合には、相手に対して失礼にならないように気をつけなければなりません。
- そうでなければ、少なくともDrは一般的な学位を持った人間(学士より少し良いぐらい)を一般的に指し、医者や博士を指すわけではことを覚えておいてください。
- 興味がある人のために詳細については後ほど、ご説明します。
- ポルトガルの人たちはあなたが彼らの名前を発音するのに苦労したとしても失礼だとは感じませんが、正確にはどう発音するのかを聞くととても喜ぶ傾向があります。
ポルトガルの呼び方の仕組み
- 学位を持った人たちはDr.(ポルトガル語ではDra、女性の場合はDoutora)を使って呼ばれる資格があります。
- しかし、エンジニア(理工系)の学位のある人間はEngかEnga (EngenheiroかEng enheira)を使って呼びます。
- 建築士の場合にはArqとArqa (ArquitectoとArquitecta)を使います。
- 修士号を持っている場合には”Mestre”のタイトルを使って呼ばれる資格があることになりますが、これは学術上での書面やフォーマルな場面でのみ使われるのが一般的です。
- 博士号(M.D.ではなくPh.D.)を持つ人間はProfessor (Professor Doutor)と呼びますので、Professorと呼ばれている人が職業上の教授であり、大学で講義をしているとは限りませんので注意が必要です。
- 相手を姓で呼ぶ場合には男性はSenhor (もし、Doutorなどのタイトルがあればそれ)+姓で呼び、女性ならSenhora Dona (もし学位があればDoutoraなど)+姓で呼ぶようにしてください。
- Senhor+名前で呼ぶこともありますが、これは下の立場の人間を呼んだり、外国人の姓が呼びにくい(発音できない)場合に使われるのがほとんどの場合です。
- ブラジル人の使っているDona+名前での呼び方はポルトガルでは正しい呼び方ではありませんが、ブラジルのTVドラマなどの影響から使われることもあります。
- 更にややこしいことにSenhor(など)+名前+姓での呼び方もまた一般的ではありません。
- また、(たとえ親しい仲でも)相手を姓のみで呼ぶのはとてもカジュアルな呼び方で、フォーマルな呼び方ではありません。
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