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韓国でのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<贈り物についてのヒントや注意点>
贈り物
職場でお互いの関係の構築や注意を引くための贈り物は一般的に行われる行為ですし、お礼も必要となります。
贈り物やお土産はあなたの相手に対する気遣いの証として受け取られますが、それがどういう場面で渡されるかも非常に重要になります。あなたの国の特有の贈り物は喜ばれます。(ただし日本のものは年配の相手には避けた方が無難です。)
発展途上国よりの贈り物としてはその国の文化特有のものやお土産以外は避けたほうが無難です。
贈り物やお土産はビジネスの面談等の場において渡されます。最初の面談に適した贈り物としては、あなたの会社の名前やロゴの入ったオフィス用品や、日本のお土産となります。贈り物は質の良いものでなければなりませんが、高価すぎるものは避けるようにしてください。
グループのそれぞれにお土産を渡す際には、一番役職の上の人間に最も価値があるものを渡すようにしてください。その人間の部下にも同様の品を送ることは出来ますが、多少なりとも価値の劣るものにすることをおすすめします。
ただし、この場合は手間となりますので、相手のグループ全員で使えるものを贈ることも出来ます。
現金を贈る際には封筒に入れるようにしてください。現金を贈る場合としては結婚式、子供のためのホリデー、誕生日、葬式などが挙げられます。
家を訪れる場合には、日本よりの工芸品、果物、ケーキ、チョコレート、花、輸入物のコーヒーなどが適しています。また、喫煙者や飲酒者には輸入物のお酒やタバコも喜ばれます。
贈り物を最初は断ってくることを予期しておいてください。最初のうちは贈り物を受け取るのを断るのが良いマナーとみなされていますので、数回すすめるようにしてください。
贈り物は受け取る場合も贈る場合も両手で行ってください。
贈り物は贈り手の前では開けないのが一般的です。ただし、相手が親しい友人の場合には”Do you want me to open it?”(開けたほうがよろしいですか?)と尋ねてから開けても問題ありません。
何か贈り物を受け取った際には、後日少し価値の劣るものをお礼として送り返す習慣があります。従って、何か贈り物をする際には相手が後日お礼をしなければならないことも考え、高価すぎるものを贈って”顔に泥を塗る”ことがないように注意してください。
また、同様にあなたが高価すぎたり政治的な賄賂を受け取った場合には、あなたの企業が一定の額以上の贈り物は受け取らない方針があるとして送り返すようにしてください。
また、その際には丁寧に感謝の意を伝え、相手からの申し出を受け取れないことが残念であることを十分説明するようにしてください。
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