韓国でのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
＜接待についてのヒントや注意点＞

接待 3

韓国での乾杯の音頭は”Gun-bae”が一般的です。グラスを掲げる際には右手で行うことを忘れないでください。更に乾杯の音頭をとった人間に敬意を示す場合にはその右手に左手を添えてください。
また、グラスを飲み干す時間がホストにとってはあなたがお変わりを欲しいかどうかの判断のひとつの鍵となります。
食事の最中はあまり会話がされません。韓国では食事中は料理に集中し、会話は食後のコーヒーやお茶の際に行われます。
招待した側がビジネスの話題を持ち出さない限り、食事の間はビジネスの話を控えるようにしてください。
ホストが料理を取り分けなくても、各自で自由に料理を自分のお皿に取ることは問題ありませんが、ホストがそうするように言うまでは控えるようにしてください。また、あなたがホストの場合には各自自由に料理を取るように招待客に伝えてください。
大皿から取った料理を直接口に運ぶことは控えてください。一度、各自の取り皿や茶碗に取ってから、口に運ぶようにしてください。
箸が一般的ですが、大きな都市のレストランではナイフとフォークを頼むことも出来ます。
韓国料理は手で直接食べるものは原則としてありません。フルーツも小さく切られ、フォークで食べることとなります。
テーブル上にあるものを受け取ったり渡したりするのは必ず右手で行ってください。相手に対しての敬意を更に表したい場合には、その右手(腕)に左手を添えてそれぞれの行為を行ってください。
近くの人間のコップが空であったり、醤油の小皿が空の場合はそれを注ぎ足すのが礼儀とされていますし、相手もそうしてくることを知っておいてください。
韓国料理はご飯にスープと”pan chan”と呼ばれるさまざまなおかずから成ります。これらの”pan chan”はレストランでは無料で提供されます。また、韓国料理は辛いものが多いので注意してください。
韓国料理の朝食、昼食、夕食はほとんど同じものを食べますが、最近の傾向としては朝食をもっと軽いコーヒーとトーストなどで済ます人たちも増えてきています。
すべての食事は温かいスープが出されるのが一般的です。このスープの中身としては魚や、豆、牛肉など様々なものがあります。
キムチはすべての食事に出されます。またキムチはキュウリやカブなどいろいろな野菜で作られますが、最も一般的なものは白菜をつけたもので作られます。キムチにはニンニク、唐辛子、グリーンオニオン、しょうがなどが加えられます。
ほとんどすべての料理と一緒にご飯が出されます。魚、牛肉、鳥肉、豚肉の焼いたものやマリネにしたものと共に出されます。

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