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食事からビジネス、冠婚葬祭など日本のマナーや常識、文化を紹介
<しきたりのマナー>
「のし」のマナー
出産祝いなどお祝いや贈答品を送る際には「のし」を添えるのがマナーです。
贈り物には白い奉書紙をかけ、水引で結び、その上に「のし」をつけるのが正式なマナーです。
最近では紙に印刷された「のし紙」を使うのが一般的になってきており、これでもマナー違反にはなりません。
この「のし」はもともと「熨斗鮑」というアワビを引き延ばし乾燥したものがつかわれており、「伸ばす」とか「永遠」という意味が込められていました。
そのため、不祝儀やお見舞いの場合には「伸ばす」や「永遠」は縁起が悪いと考えるため、のしは使わないのがマナーです。
もともとアワビを用いていたため、「生臭い」イメージを持ちますので、使わないようにするのだという説もあります。
そのため病気見舞いの際には「のしなし縁紅」を用い、地震や火事などの際には「白無地奉書」で災害見舞いを送るようにするようにします。
肉や魚を贈る場合には生臭さを避けるため、のし紙はつけないようにするのがマナーという考え方もあります。
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