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<日常生活でのマナー>
うつ病の接し方
スピード化と情報化により人々の直接のつながりが減るとともに、さまざまなプレッシャーの増えた現代において、うつ病は「心の風邪」とも呼ばれとても身近な病気になってきました。
現在の先進国では5〜10人に1人がうつ病患者か経験者ともいわれるほどです。
うつ病になりやすいのは几帳面で繊細、責任感の強い人間のようです。
うつ病の主な症状としては次のようなものがあげられます。
@ひどくふさぎこんで落ち込む。
A人と会うのを嫌がる。
B仕事や家事が手につかなくなる。
C今まで楽しんでいた趣味などが楽しくなくなる。
D朝起きられなくなる。
E眠れなくなる。
F疲れが取れない。
うつ病は治療しないでいると、自殺までしかねない恐ろしい病気ですが、現在は優れた薬が開発され、8割近くの人が投薬のみで治っているようです。
うつ病患者に接する際に最も気をつけたいのは、この病気についての理解を深めるということです。
たとえば、「頑張って」というのはNG。相手を励ますつもりで言っているのですが、うつ病の人間にとってはこんなに頑張っているのにまだ足りないのだと、さらにプレッシャーがかかり病状を悪化させてしまうことになります。
とにかくうつ病になると普段の生活では気に掛けないようなことも過剰に反応し、マイナスの方向に考えてしまうものなのです。
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