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イタリアでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<アポイントメントについてのヒントや注意点>
- 選択肢がある場合には、イタリア人は全くの知らない人間とビジネスを行うならば、表面的でも少しでも知っている人間とビジネスを行うことを好みます。
- そのため、イタリアのビジネス文化ではお互いをよく知っていることが重要となりますので、相手を紹介してもらう場合には適切なコネクションを見つけ出すことが非常に重要になります。
- イタリアのビジネス文化では時間についてルーズな傾向があります。しかし、訪問者としては時間通りに到着するように心掛けてください。
- 到着後、15-45分程度待たされることも頻繁にあるため、仕事や本など時間をつぶすためのものを持参するようにするとよいかもしれません。
- 北部の中小企業や店舗、公的機関の就業時間は月-金曜日の8:30〜12:30、15:30〜 18:30が一般的です。また、多くの企業が土曜日の午前中も働いています。
- 大きな企業になると、8:30/9:00〜18:00/18:30は同じですが、昼食の時間が一時間程度しか取られない傾向があります。しかし、このランチライムですが、お客さん等とレストランなどで食事をする場合にはかなり長く取られることがしばしばあります。
- イタリア中部や南部では月-金曜日の8:30〜12:45と16:40/17:00〜19:30/20:00、土曜日の8:30〜12:45が一般的な就業時間です。
- 南部でのビジネスはたいていの場合比較的ゆったりとしたペースで行われます。
- ローマなどの多くの都市でランチの時間を2時間程度13:30〜15:30ぐらいまでゆっくりと取ります。また、この時間にランチを取りながら仕事の話をすることも少なくありません。
- 一般的に、アポイントを取るのに適した時間は10:00〜11:00と15:00以降です。
- バケーションシーズンにも注意してください。多くの企業が8月には休みとなりますので、アポイントメントの打診を7月中旬にした場合には9月まで返事が来ないことにもなりかねません。
- 多くのイタリアの公休日はヨーロッパ大陸諸国と同じですが、US、UK、カナダのそれとは異なります。
- 従って訪問に際しては、事前に確認するようにし訪問の真ん中に公休日が来ないようにスケジュール調整することをおすすめします。公休日にはほとんどの企業や店舗が完全に休みになります。
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