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イタリアでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<接待についてのヒントや注意点>
- パワーブレックファスト(ビジネスでの朝食)は、大都市を除いてはほとんど行われていません。
- 喫茶店での朝食は7:30〜10:30に出されます。また、食事はフランスのクロワッサンに似たブリオーチに何も付けない(liscia)か、ジャムの入ったもの(con marmalata)、カスタードクリームの入ったもの(con crema)があります。
- 南部では食事はもう少し早く始まり、食事ももう少し重たいものになります。
- 朝のコーヒーはカプチーノがしばしば出されますが、イタリアでの一般的なコーヒーといえばエスポレッソで強く、濃いコーヒーです。
- イタリアでのビジネス文化において接待は重要な役割をもち、レストランでの食事などが一般的な接待となります。
- あなたがどう思うに関らず、招待状や招待を断ると相手に対しての侮辱として受け取られますので、注意が必要です。
- ビジネスでの食事の場合は少ないメンバーで行うのが一般的です。
- あなたが接待する側で招待する人数を増やしたい場合には、イタリア人の相手に相談するようにしたほうが無難です。あなたにとって相手の”内部”の事情は分からないものですので、相談するようにして問題ないと考えられています。
- ビジネスでの食事はランチでも行われ、3時間ほどになる場合もあります。
- イタリア人の相手との関係にもよりますが、食事の際にはビジネスの結論は出されないのが一般的です。
- 相手の様子を観察し、食事の間は自分からはビジネスの話題を持ち出さないようにしてください。相手がその話題を持ち出すのを待つようにします。
- イタリアでは食事の際のマナーを非常に重要視します。
- 何かしらホストを怒らせたり気分を害したと感じた場合には、イタリアのマナーと日本のマナーとの違いを説明し、それが故意ではないことを伝えるようにしてください。
- イタリア人はマナーには様々な種類が存在することを理解していますので、失敗や失態に関しては寛大ですが、彼らの失敗を非難することには敏感に反応しますので避けてください。
- イタリアのほとんどの地域でランチが一日の食事ではメインの食事であり、12:30ぐらいから始まり最大4時間ほど続くこともあります。
- 家であろうとレストランであろうと、ランチはいくつかのコース料理で手の込んだ食事が用意されています。
- 一般的なランチとしては、簡単なスターターにスープが続き、パスタかライス、肉か魚、野菜の付けあわせかサラダ、そしてデザートかチーズに果物、そしてもちろんエスプレッソとなります。
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