|   |   インドでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介<接待についてのヒントや注意点>
  食事の続きとビジネス接待
             
              インドの伝統的な料理は手で食べられます。手を使って食べなければならない際には右手を使って食べます。左手は不浄と考えられているため使いません。しかし、左手でお皿をまわすことは問題ありません。
              あなたのお皿から他の人に食べ物を勧めることはマナー的に受け入れられません。これはこの行為が不浄とみなされるからです。
              飲酒はモスラム、シーク、その他の多くのインドのコミュニティーで禁止されています。時間の流れと共にこれらは厳しさを欠いてきており、とくに都市部の教育層ではかなりゆるくなってきています。
              普段はお酒を飲むゲストでも宗教上の特別な場合や年上の尊敬する親族のいるところでは飲まない人間もいますので、フルーツジュースやソフトドリンクの両方を用意し、’ビールを持ってきましょうか?’ のかわりに’何を飲みますか?’ と聞いたほうが無難です。
              一般的にインド人女性は宗教に関わらず喫煙も飲酒もしませんが、近年では都市部のエリート層に喫煙をしワインかビールを嗜む女性が現れてきています。
              数年前と比較すると、ほとんどの有名な銘柄のスコッチやウイスキーを手に入れることが出来ます。多くのインド産のアルコールも引けをとらないくらいすばらしいのですが、インド人の多くは海外からの輸入物のほうが優れていると考えています。
	             
		 
            ビジネス接待
             
              ビジネスの食事はディナーよりも昼食が好まれます。しかし近年ではパワー・ブレックファストやディナーも増加の傾向にあります。
              たいていのビジネスでの食事は高級レストランか5ツ星ホテルで行われますが、これらは時として大変な人気があるので以前に予約しておく必要があります。
              大きな都市(Mumbai, Delhi, Bangalore, Kolkata, Chennaiなど)では伝統的なインド料理から中華料理、タイ料理、コンティネンタル料理を選ぶことができるので、お客にとって何を選択したらよいか考慮する必要があります。
              ほとんどのレストランが喫煙席と禁煙席がありますので、その都度好みの席を選ぶことが出来ます。
              多くのインド料理は欧米や日本の料理に比べて辛いので、注文の際にはどれぐらい辛いのかウエイターやウエイトレスに確認すると良いでしょう。
              乾杯はインドの文化にはありません。しかし、ビジネスの食事の場面ではホストがグラスを掲げ’Cheers’ と乾杯をするのが一般的です。
              同僚より食事に招待された際には、それが公の機能を持たないかぎり数分遅れて当直するのがマナーとなっています。
 
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