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インドでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<商談についてのヒントや注意点>

商談 2
仲介者、慣習、交渉プロセス

仲介者と連絡
  • 海外とのジョイント・ベンチャーや地術提携はインドのビジネスの中では珍しいことではありません。
  • よく知られたアメリカ、ヨーロッパ、そして日本の企業がインド国内で20年かそれ以上の運営をしています。
  • あなたが良く知られたグローバル企業の代表として訪れるなら、一般的にインド人との商談のために仲介人を通して信頼性を紹介する必要はありません。
  • もしあなたが比較的有名でないもしくは小さな企業の代表として交渉に臨むなら、他のインドのクライアントやパートナーから照会/推薦状を貰っておくと非常に助けになります。
  • インドの法律や役所の仕組みはとても入り組んでおり厄介なものです。中央政府の制定する法律以外に、州ごとに全く違う数々の条例が存在します。
  • 従って、現地の弁護士および渉外担当者を雇って、これらの不便さに対応することをお勧めします。

慣習
  • 慣習の重要性具合は宗教、地域、産業、階級などにより異なります。
  • アポイントをとる際は、まず対象の部署/組織のなかで強い権限を持つ人間とコンタクトするように努めるべきでしょう。
  • 後に実務レベルでの適切な担当者と直接面会するように指示されるかもしれませんが、これは面談の結果の決定事項の実行の際の後押しになりやすいので、是非実行したほうが良いでしょう。
  • 部下は上司が部屋に入ってくると立ち上がる姿をしばしば見かけますが、これはインド社会では一般的な現象です。
  • 多くの個人主義社会から訪れた人々はどうするか戸惑いますが、最も良い選択肢としては立ち上り直接挨拶をすることです。
  • 社会的価値はインド社会の中で徐々に変わってきていますが、年功序列、家族やコミュニティーへ忠誠、宗教的な儀式の実践は、その程度の違いはありますが今でも職場で見ることが出来ます。
  • 女性の役員の存在は比較的最近のインド経済の中での現象です。女性にとってはインドのビジネス社会は敬意を払いとても丁寧ですが、商談を行うには好ましいとはいえないと考えていると感じるでしょう。
  • 彼らとビジネスの話をするためには多少の困難が付きまとうことを覚悟しておいたほうがいいかもしれません。


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