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インドネシアでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<商談についてのヒントや注意点>

商談 1
  • 交渉相手と時間を費やし、しっかりとした長期的な個人的な関係を築くことがインドネシアでのビジネスにおいて非常に重要となります。
  • インドネシア文化においての関係は敬意と信用の上に構築されます。従って、多くの時間を費やすことになりますし、数回の現地訪問が必要になることもしばしばあります。
  • インドネシア人は一般的に非常に友好的ですし、あなたもすぐに同様に接するようにしてください。彼らを特別扱いする人間や、彼らに好意を持っていると判断した人間とビジネスを行いたがる傾向があります。
  • あなたのプレゼン資料や会社案内は、(公用語である)インドネシア語に翻訳されたものを使用するようにしてください。プレゼンを行う際には2ヶ国語で行うことも可能ですが、政府関係者への正式な回答はインドネシア語でのみ行わなければなりません。また、多くの広告やPRにおいてもインドネシア語の使用が義務付けられています。
  • 多くの政府関係者が英語を話すことが出来ますが、ミーティングはインドネシア語で行うことを好みます。インドネシア語と英語の通訳は簡単に手配することが出来ます。
  • インドネシアのビジネス文化は極度の階級社会です。そのため、交渉団が数人の場合などには階級順に並ぶようにしてください。そうすることで重要な人間から先に紹介されます。また、あなたが2人の人間を紹介する際には、上位の人間を先に紹介するようにしてください。
  • インドネシア人は派手な名刺を好む傾向がありますので、もしあなたの名刺がカラーで浮き彫りになっているものであれば有利に働きます。しかし、重要なことはあなたの名前と役職がわかりやすくプリントされていることです。


  • 名刺には役職や資格などの可能な限りの情報を印刷しておくようにしてください。インドネシア人の名刺には貴族階級に至るまでのあらゆる情報が印刷されています。
  • 最初の挨拶と握手のすぐ後に名刺を交換するようにしてください。また、名刺は右手で、相手から読める方向で渡すようにしてください。
  • 名刺を受け取った際には、しばらく注意深く名刺を見てから名刺入れにしまうかテーブルにおいてください。受け取った直後にズボンのポケットに入れたりすると失礼であると受け取られますので注意してください。
  • ミーティングは極めてフォーマルに行われます。インドネシア人の出席者は階級順に部屋に入り席に着きます。この際、全員が席に着くまで立ったまま待つようにしてください。
  • 丁寧さはインドネシアでのビジネス上の関係作りの成功のためには欠かせませんが、その丁寧さがインドネシア人の決断に影響を与えることはありません。
  • たいていの場合、面会は簡単な世間話か前回までの簡単なまとめから始められます。インドネシア人の中で最も上位の人間がビジネスの話を持ち出した際には、ビジネスに集中するようにしてください。
  • 交渉のペースは欧米のそれと比較するとゆっくりと進む傾向にあります。また、効率や時間厳守、納期についてはそれほど重要視されません。これがインドネシアの”ゴム時間”という概念に繋がっています。そのため、すべての商談においてこれらに忍耐強く適応する必要があります。


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