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香港でのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<接待についてのヒントや注意点>
接待 2
席に座る順番も決まっており、とても重要です。まず、伝統的に主賓がホストの向かい側に座ります。そして、次に重要なゲストが主賓の左側、その次(3番目)に重要なゲストが主賓の右側に座り、以降、重要な順に交互に座るようにします。
この結果、欧米の文化に慣れた人にとっては意外なことに、最も重要でないゲストがホストの隣に座ることになりますが、これは香港の文化においては問題ありません。
ホストは入り口の近くに席を取りますが、これは料理などの状態をよくコントロールできますし、宴会の終盤には伝統的に主賓を車まで送る必要があり、そのためにはこのポジションが便利なためです。
座っている際にはゲストはひざの上に手を置き、足はバタバタさせずに静かにするようにしてください。
食事では様々な料理が次々に出されますので、最初のうちから食べ過ぎないようにしてください。安全な方法としては各料理一口ずつ食べるようにすることです。
箸の片方の端は料理を食べるのに使い、もう一方は料理を取り分けるのに使うようにしてください。
箸をご飯に突き刺しておいて置かないようにしてください。これは葬儀などでの線香に似ていることから、避けるようにするのが香港でのマナーです。
ご飯(お米)はお腹を膨らませるものとしてみなされていますので、あまり食べ過ぎないように注意してください。特にコースの最後の方ではライスに手をつけないようにしてください。
最後に多くのライスを食べることで、十分な食事が振舞われなかったことを示唆することになり、ホストに失礼になります。
中国人の食事マナーでは、料理をすすったりげっぷしたりすることは全く問題ありません。げっぷをすることは食事を堪能したというサインになります。
とても伝統的な中華レストランではナフキンは用意されずに、テーブルクロスで手を拭くことになることがあります。これらのレストランでは汚れたテーブルクロスを残していくことが、食事を堪能し楽しんだ証拠とみなされます。
宴会は長時間続きます。ゲストはたいてい最後のコース料理が出されてから徐々に帰るようにします。
チップは一般的に必要ありませんが、若い人間の間ではレストランやホテルでチップを期待されています。
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