イエメンYemen
アポイントメント 3/3 部族との接し方(続き)
- カートは広く麻酔効果のあるものとして考えられていますが、実際には興奮剤(刺激物)であり、カフェインを多く含んでいます。
- 内戦中にはカートパーティーの場で戦闘の作戦を計画し、現在では友情や協力関係をより強いものにする場として利用されています。
- こういった意味では西洋諸国のカクテルパーティーのような位置づけで行われていると考えることができます。
- また、カートは一般的には6時間ほどその効果が持続します。
- カートは田舎だけでなく都市部でも噛まれますので、この影響で午後や夜のビジネスの再開の時間が一定ではありません。
- 味は苦いが甘く、直後の影響としては一時的な無気力感や不眠、便秘などがあげられます。
- カートによる主な悪影響は健康に対してと言うよりも経済に対しての影響の方が大きいと考えられております。
- 簡単に育てることができ、簡単に利益になりますので土地をカートの栽培に利用しています。
- この土地は、そうでなければ穀物の栽培のために使うことができ、経済の発展に寄与できる可能性もあります。
- そのために内戦中の王政支持者と共和制支持者との間において、唯一共通の政策でした。
- 両者ともにカートを減らすように試みましたが成功はしませんでした。