イエメンYemen
アポイントメント 1/3 ガイドライン
- イエメンの都市部におけるビジネスは、朝の9:00から開き、午後の間は閉まり、夜に再度開くのが一般的となっています。
- しかし、これはビジネスのサイズや種類、業界に大きく左右されます。
- 日本や西洋諸国と同様に、週5日がビジネスの稼働日となります。
- ただし、一週間は月曜日からではなく土曜日から始まります。
- Zaydi分派の人間の多くは、お祈りの時間に対しては比較的フレキシブルな感覚を持っていますが、業務の間に正式に認められたお祈りの時間が必要になります。
- 季節によってお祈りの時間は異なりますが、毎日のお祈りは次の5つになります。
・ Fajr = 夜明けと日の出の間
・ Dhuhr = 正午の約30分後
・ Asr = 昼下がり
・ Maghrib = 日の入り直後
・ Isha' = 日の入りから約1時間半後
- 多くの他の中東諸国と同様に、アポイントメントは特定の時間でなく、その日に設定するようにしたほうが無難です。
- 「MaghribとIshaの間」と約束する方が、「6:00か7:00」と時間を特定するよりも実際には効果的です。
- 多くの人間が郊外に住んでおり、極めて異なった振る舞いをします。
部族との接し方
- イエメンは約90%が同一部族ですが、北部においては1962年以降、影響力のある中央政府は存在しませんでした。
- 共和国は都市部の外においては限られた管理能力しかなく、部族などを従わせるためには賄賂に頼っている状態です。
- 共和国制に対しての敵意の理由のひとつとして、元々はエジプトより来ているものなので外国のものであるとの意識をあげることができます。
- 多くの人々が内戦での敗戦から30年余りたった現在でも、王族のHamid ed-Din家に対しての忠誠心を持っています。
- イエメンには数百種類の部族が存在します。