アラブ首長国連邦(UAE)UAE
商談 1/3 あいさつと交渉時のマナー
- UAEは海外企業との取引を推奨しています。
- 財務的な基準を満たしさえすればUAEでビジネスを始めることができるため、多くのビジネスが外資系の企業となっています。
- そのため、相手企業の国によってビジネスマナーは異なることはありますが、次に上げるガイドラインはアラビア寄りの人々に共通する内容です。
- 一般的なあいさつは「As-salam alaikum」(あなたが平和でありますように)となっています。
- また、これに対してのスタンダードな返答は「Wa alaikum as-salam」(あなたも平和でありますように)です。
- 打合せの部屋に通された際には訪問者は入り口で立ち止まり、上記のようなフレーズであいさつするようにします。
- 返事が帰ってきてから部屋に入ることが許されます。
- 返答がない場合には、改めてあいさつを繰り返すようにします。それでも返答がない場合には、その人間は歓迎されていないことを意味します。
- もし部屋にカーペットが敷かれている場合には靴を脱いで外に置いておくようにしてください。
- こうすることでお祈りの儀式のための部屋へ不純物を持ち込むことを避けるようにします。
- 部屋に入った際には最も年配(上位)の人間と最初に握手をするようにしてください。(これはいつもではありませんがたいていの場合はホストです。)
- その後、席に座り会議を始める前に、反時計回りに他の出席者それぞれと握手をするようにしてください。
- 相手からの誘因や論理的な繋がりがないかぎり、訪問者の方から話題を変えることは控えるようにしてください。
- 打合せの場に50人ほどの出席者がいたり、席のアレンジにより困難な場合には、ホストの人間とのみ握手であいさつし、他の残りの人間にはまとめて手を振りあいさつをすることも許されることがあります。
- 席に着いた後は足を組んで座っても全く問題ありません。
- ただし、他人に足の裏を見せて座るのは控えるようにしてください。
- これはその人間に対して「向こうへ行け」とのジェスチャーになります。