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グローバル・ビズは海外でのビジネスの成功のための世界各国のビジネスマナーとビジネス文化を紹介しています。

アラブ首長国連邦(UAE)UAE

商談 2/3 名刺と資料

  • 名刺の交換は一般的に行われますが、必ず必要と言うわけではありません。
  • 名刺を使う場合にはアラビア語に翻訳されたものを用意するようにしてください。
  • 一般的に行われる方法としては名刺の一方の面は英語に、その裏側をアラビア語にしたものを準備することです。
  • もし、浮き彫りにした名刺などを使用したい場合には、同じ面に両方の言語を印刷したり、別々の名刺を用意しても全く問題ありません。
  • 会社案内やパンフレット、プレゼン資料などはアラビア語で準備するようにしてください。
  • この際に、英語への翻訳は特に必要ではありません。
 

ビジネスのスピード

  • ビジネスのプロセスはカタツムリのように遅いペースと光速との両極端で行われ、その中間はないように見受けられます。
  • そのため、外国人にとっては業務のタマが自らの手の内にないかぎり、進捗具合を把握することが非常に困難になります。
  • 例えば、数回にわたる無駄に思える長期の出張の後に、突然、次の日には製品やサービスが欲しいと言われることもあります。
  • そのため、交渉はあっという間に決着します。
  • しかし、だからと言って簡単と言うわけではありません。


交渉

  • 石油の発見以前のUAEは、ドバイの真珠以外にはほとんど何もなく、産業は発展していなかったため貿易のみに頼るような状態でした。
  • この数世紀にも渡る商業文化が、世界でも最も抜け目のないビジネスパーソンたちを育む結果となりました。
  • 日々の生活においても、新聞や切手以外のものについては値段交渉するのが一般的な習慣にさえなっています。