本文へスキップ

グローバル・ビズは海外でのビジネスの成功のための世界各国のビジネスマナーとビジネス文化を紹介しています。

シンガポールACCESS

接待 2/2 レストランでの食事

  • シンガポールはまさに食の天国で、南インド料理から地中海料理、そしてモンゴルBBQと、あらゆる食事を楽しむことが出来ます。従って、様々な食の文化が存在しますので慣れるようにしてください。
  • ジュース、ソフトドリンク、水、ビールや他のアルコールは食事の際に人気のある飲み物ですが、シンガポールではほとんどすべての飲み物が冷やされて、氷とともに出されます。
  • よりフォーマルな中国式のディナーでは、ホストがグラスを掲げ”Please”や”Ching”と言うことで食事が始まります。
  • 中華料理店で食事をする際には、ご飯用、スープ用、骨用、ソース用などのいくつかのお椀を出されます。ナフキンも使用可能です。
  • 口の中から(骨など)何か出したいものがある際には、手を使わず箸で出すようにしてください。それらの口から出したものはテーブルに用意されている小皿の上に出すか、小皿がなければテーブルクロスの上に出すようにしてください。
  • スープを飲む際にはスプーンを使うようにしてください。カップから直接飲んだり、飲む際にすする音を立てるのはマナー違反ですので気をつけてください。
  • 箸についてのマナーとして、日本と同様に箸をご飯に垂直に突き刺して立てることは避けてください。これは仏前にお供え物をする際にする儀式ですので、こうすることで向いに座っている仕事相手がまるで死人で食事を備えているような印象を与えます。
  • 自分の箸やフォークなどを使って料理を取り分けられる場合がありますが、これはあなたのために歓待の意の表れですので、受け入れるようにしてください。
  • しかし、これをあなた自身が行うことは避けたほうが無難です。相手の食べることの出来ない(食べない)料理を取り分けてしまうことになるかもしれませんし、相手に無理をしてそれを食べさせてしまうことになりかねません。
  • インド人の食事のマナーとしては、料理をそれぞれのお皿に取り分ける際にそのお皿にスプーンが当たらないように注意してください。
  • 自分の食事を取り分ける際には、その料理の自分から一番近いところにある部分を取る様にしてください。また、(何かを探したりして)料理をかき回すことは控えるようにしてください。
  • もしあなたが特定の料理に手をつけないでいると、シンガポール人はその理由を聞いてくることがありますが、選り好みをしていると思われたくない場合は健康上の理由と答えるのが無難です。
  • 食事を堪能したら、(たとえあまり好きでなかったとしても、)ホストに賛辞を贈るか単純にお礼を述べるようにしてください。