南アフリカSouth Africa
商談 2/7
- 南アフリカのビジネスのペースは遅いのが一般的です。
- そのため、過度に納期に執着したり決断を急かすような行為はマイナスの影響を与えることになります。
- 名刺の交換は面談を始める前に行われます。
- 相手に促されてから席に座るようにしてください。
- 席に着くと、何度かコーヒーや紅茶を勧められますので受け入れるようにしてください。
- そうすることでフォーマルな雰囲気が一段落し、本題に入る前に行われる「世間話」を始める良いきっかけとなります。
- 一般的に南アフリカ人はプロジェクターやスライドを用いたプレゼンなどには特別に感動しない傾向があります。
- 最初の面談はお互いを知るための場であり、あなたを信用できるかどうかを見極めていると考えてください。
- 一度この判断がされれば、それ以外の詳細について交渉することができます。
- また、すぐに相手が決断をしたり商談が成立したりするとは考えないようにしてください。
- あなたのプレゼンは簡潔にポイントを抑え、南アフリカでのビジネス環境に適応した案を盛り込んだものを心がけるようにしてください。
- 時には、実際に売ろうとしている商品やサービス自体よりも、物流や財務的な条件の方が重要視されることが南アフリカでのビジネスではあります。
- 一般的に南アフリカの白人の英語を話すエリートは似たバックグランドを持っています。
- 例えばそれは、地元で3本指に入る私立大学を卒業し、留学などの海外経験を持ち、軍隊に入隊(現在では強制ではなくなっている)を経験しているなどです。
- アフリカーンスのビジネスエリートも同様のキャリアを持っていますが、アフリカーナの学校での経験となります。
- 現在の黒人ビジネスエリートは「実社会」(school of hard knocks)で学んできたと言えます。
- 多くは権利拡大運動(ANC)に参加していたり、それにより国外追放になっており厳しい現実を学んできました。