ポルトガルportguese
贈り物
- ビジネスでの取引先(もしくは候補に)への贈り物は、ポルトガルのビジネス文化では一般的に行われます。
- あなたに対しての贈り物やスタッフ全員への贈り物を受け取ることを拒否することは失礼であるとみなされます。
- これらの贈り物は個人としての敬意の表れからであり、賄賂を意味するものではありません。
- 贈り物を受け取った場合には、その場で開けるようにしてください。
- あなたの国や地方独特の贈り物は特に喜ばれます。
- 特に高価なペンや陶磁器などの贈り物に関しても、贈る際のビジネスの状況や相手のステータスによっては全く問題ありません。
- サプライヤー側はクリスマスシーズンになると客先に贈り物を配る風習があり、これはキリスト教徒だけでなく全国的に行われている風習で、時には極めて贅沢な贈り物がプレゼントされます。
- お酒(特にウイスキー)は受け入れられる贈り物ですが、ワインは避けるようにしたほうが無難です。これはポルトガル人がポルトガルワインは他のワインより優れていると考えている傾向があるからです。(そして実際に、ポルトガルワインはすばらしいです。)
- 個人的な身に付けるものの贈り物、ネクタイやスカーフ、香水は受け入れられます。(しかし、女性に適切な香水を選ぶのは極めて難しいです。)
- もし贈り物を渡す相手に子供がいることが分かっている場合には、その子供(達)にプレゼントを用意するのも喜ばれます。この際には相手の子供の年齢を確認するようにしておいてください。
- ポルトガルでは日本でのそれやUSでのそれと比べると、贈り物に関してはそれ程複雑ではありません。
- あなたの会社のブランドのものの贈り物は効果的なプレゼントのひとつですが、その際にはその贈り物(製品)が実際に使われているか、どのように評価されているのかを確認する必要があります。(そのため、安物のペンを山ほど贈ったとしても、効果的なプレゼンにはなりません。)
- ポルトガル人は一般的に他国(特にUSや日本)と比べると、自社や自国に対してそれほど強い帰属感を感じてはいません。
- 適切な卓上本は一般的に交換される贈り物の例の一つです。
- 同じ場面では、あなたの贈り物に対してお礼されないこともしばしばあります。
- ビジネスでの取引先を家に招待することはほとんどありませんが、もし招待された場合には花やチョコレートなどのお土産を持っていくようにしてください。ワインは避けるようにしてください。
- 家に招待されたその際には、子供にも紹介されることがしばしばありますので、子供に対してのお土産もおすすめの選択肢の一つです。
- 贈り物へのお礼は口頭でされるのが一般的ですが、必要ないとはいえ書面でのお礼はいつでも感謝されます。