ポルトガルportguese
商談 1/7 ガイドライン
- たった30年前のポルトガル経済は、植民地から富を吸い上げる、農業の上に根付いた貧しいものでした。
- その後の変化に関しては驚くほどドラマティックですが、ポルトガル経済は現在の市場経済での競争力を持つまでには未だ至っておりません。
- ポルトガルのビジネス文化においては、ポルトガル人自身でさえも競争力の妨げとなっていると感じている様々な面が存在します。それらの例を下記に紹介します。
- 長期的な戦略よりも、短期的な収入が優先される傾向があります。
- 納期を守らない傾向が見られる。
- 打合せは効果的ではなく、結論付けがなされない傾向がある。
- 客先(市場)要求への焦点が弱い。
- 内部情報は一般的に単に株取引のための社交の一部としてしか考えられていない。
- チームプレーの意識が薄い。
- 司法が効果を発揮するのにかなり時間がかかる。
- 縁故主義の人事採用と調達システムの存在。
- 直接性と透明性の欠如。
- 大きく、効果的でない役所(の仕事)。
- 無秩序的な組織/社会。
- ルールの無視や省略を行う文化の存在。
- その他のポルトガルのビジネス文化に対しての、その地で働く外国人の目から見た分析や傾向はwww.businessinportugal.comで得ることが出来、質問などもすることができます。
- 従って、ポルトガルにおけるビジネスではストレスが溜まり、時には騙されることがあることを覚悟しておく必要があります。
- しかし、確かに腐敗と不誠実な面が存在する一方で、一般的にはフェアーで正直な傾向があることも事実です。
- これに対しての対応策の鍵は忍耐強くポルトガル人のビジネス相手をそっとあなたのビジネスの行い方に導くことです。