ポルトガルportguese
商談 3/7
- ポルトガル文化においては過剰なくらい自虐的な傾向があり、外国のものはほとんどすべてが自国のものよりも優れていると考えられる傾向があります。
- そのため、ポルトガル人は極度の外国の人/ものを歓迎する傾向があります。
- これらポルトガル人の傾向による最大のマイナス面は、権威や体制に対して挑戦することは避けようと心の深くまで浸透していることです。
- ポルトガル人は権威に対しての挑戦を嫌がる傾向があるために、チームワークは余り強くありません。
- ポルトガル人は行動や商談においては、まず個人的な利益が存在するかどうかを分析する傾向があります。
- そのため陰に潜んだ本当のアジェンダを理解し見抜くのが重要なスキルとなります。
- また、同時に個人で責任を取ることは避けたがる傾向があります。
- 例え組織の上位の人間たちであっても、物事が上手くいかなかった場合は同僚の責任であり、競合他社、政府、経済の責任であると主張するか、’しょうがない’と肩を窄めるだけの場合も多々見受けられます。
- ポルトガル人は一般的に多くの権限を求めることはないため、個人的に行動や商談、イベントについての責任を持って実行しようとする人間を探すのは困難です。
- 職場では親しい同僚でも役職と姓で呼ぶなど、ある程度のフォーマルさをもって仕事をする傾向があります。(ただし、これには様々な特例が存在しますが...)
- もし責任の回避が最大の問題であるとしたら、コミットメントに対しての不履行が最も重大な命題となります。
- 例え明確にコミットされたとしても、このコミットは決して継続的なフォローなしには実行されることがないと考えるようにしてください。
文化的な強み
- ポルトガルでは個々の人間の大きな温かさに触れることができます。
- 彼らの温かさは彼らの誠意の中に感じることが出来ます。
- もし、彼らが’良い日を= Have a nice day’ といった場合には、本当にそれを意味します。
- 個人としての信頼関係を構築することはビジネスにおいて非常に重要となり、少なくとも製品やサービス自体と同程度はビジネスの成功に影響を与えます。