正常営業循環基準 (Normal Operating Cycle Rule)
正常営業循環基準とは、正常な営業循環内にあるかどうかで分類する基準。
この基準においては、正常な営業取引の過程にある資産や負債は流動資産(流動負債)とみなすというルールになっており、資産及び負債はまずこの基準で分類する。
具体例として、正常な営業取引で発生する棚卸資産や売掛金、受取手形、前払金、買掛金、支払手形、前受金は現金化される期間(支払期限)が1年を超えものであっても、このルールによって流動資産または流動負債に分類されることになる。
反対に、借入金や貸付金、営業取引以外で発生する未収金、未払金などは一年基準が適用される。
正常営業循環基準は英語ではNormal Operating Cycle Ruleという。
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