メキシコMexico
商談 2/3
- メキシコのビジネス文化において、真実や事実は主観的な受取り方によって決定される傾向があります。
- 感情に訴えるような方法がメキシコでは効果的となっています。
- そのため、相手のメキシコ人が満足するような提案をすることがビジネスの成功の秘訣です。
- また、あなたのオファーによって相手(ファミリー)のプライドや栄誉を如何に高めることができるのかを説明することも効果的です。
- しかし、メキシコ人は浅はかな策略や嘘は即座に見抜きますので注意するようにしてください。
- 一方で、メキシコ人は実験などによる証拠や客観的な事実によって物事を検討したり、議論の理論武装を行う傾向があり、特に高等教育を受けたメキシコ人の間では顕著です。
- プレゼンにおいては効果的にビジュアル効果を取り入れるようにしてください。
- メキシコ人の相手が興味を持って見るようなプレゼンでないかぎり、その内容に関らず、そのプレゼンの価値はほとんどないと考えた方がよいでしょう。
- しかし、これらは決して良好な信頼関係に取って代わるものではありません。
- メキシコ人相手の交渉は時間がかかり、多くの論争(値切り)を行う必要があります。
- しかし、他の北米諸国や日本でのそれと比べると、それ程気にならない程度の価格交渉と言えるかもしれません。
- メキシコ人は直接「No」と伝えることは避ける傾向があります。
- 「No」はしばしば、「恐らく=maybe」や「様子をみましょう=we’ll see」などの表現で遠まわしに伝えられる傾向があります。
- 従って、あなたも間接的な表現を使うように心掛けてください。
- そうしないと、メキシコ人の相手に対して、無礼であり、あつかましい人間であるとの印象を与えてしまうことになります。
- メキシコのビジネスパーソンは交渉相手(あなた)について実に良く情報収集し、理解している傾向があります。
- 実際の交渉に移る前に、あなたがオファーしている製品/商品/サービスの内容を細かく理解し、交渉に対しての権限を確保しておくようにしてください。