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グローバル・ビズは海外でのビジネスの成功のための世界各国のビジネスマナーとビジネス文化を紹介しています。

日本ACCESS

呼び方

  • 名前は家族とごく親しい友人の間で使い、その他の場合は姓で呼ぶのが一般的です。したがって、名前で呼ぶのは相手からそう言われるまで待つようにした方が無難です。
  • 日本人の相手に対しても数回面談し、気心が知れてくるまではあなたのことを名前で呼ぶように伝えるのも控えるようにした方が無難です。
  • お互いに名前で呼び合う仲であっても、他の日本人の同僚の前などでは姓で呼ぶようにしてください。これは、日本人同士が気まずい思いをすることを避けるためです。
  • 丁寧に呼ぶためにはMr.やMs.をつけて呼ぶようにします。また、日本語では姓の後ろに「さん」をつけて呼んでください。
  • 「さん」は相手に敬意を込める呼び方ですので、配偶者や子供にはつけません。家族に「さん」を付けて呼んでいると、他人行儀な印象を与えます。
  • また、他社の人と話している際に同僚や同じ会社の人間のことを触れる際には「さん」は付けません。これは、社外の人と話す際に自社の人間を持ち上げるのはマナー違反とされているためです。
  • これら以外の場合には「さん」は男女や既婚/未婚に関係なく使うことが出来ます。
  • 日本では姓に役職を付けて呼ぶこともあります。これは役職を他人に伝えるためです。日本の文化は直接話すこと以外に肩書き、学歴などのステータスからその人間を推察することが重要な文化ですので、こういったことが行われます。
  • 英語で話す場合には「−さん」の代わりにMr.やMs.で呼ぶことも可能ですが、自分のことを呼ぶ際にはつけないようにしてください。控えめなことを美徳と考える文化ですので、これは重大なマナー違反となります。