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グローバル・ビズは海外でのビジネスの成功のための世界各国のビジネスマナーとビジネス文化を紹介しています。

インドネシアACCESS

服装

  • インドネシアは一年を通して暑く、湿気の高い気候となります。
  • ほとんどの場所で日中は24〜35度まで上がり、湿度も75%ぐらいにまでなります。涼しい気候は山間部の一部にのみ限られ、ビジネスではあまり訪れる機会はありません。
  • このジメジメした気候ですので洋服はコットンかリンネルの生地の物を選ばれることをおすすめします。
  • 雨季は11〜5月ですが、一年中を通して突然の雨が降ることがあります。そのため、多くの人が毎日かさを持って外出し、雨が降っていないときには日傘としても使います。
  • インドネシアはイスラム教徒が多くを占めますので、服装に関しては控えめなものを選ぶことが重要となります。どのような服装が適切か分からない場合に間違えるなら、フォーマルな方に間違えるようにしてください。フォーマルさは重要ですが、職場や社交上の多くのイベントにおいてカジュアルな服装が許されていることに驚くかもしれません。
  • ジャカルタ(インドネシアの首都)に仕事の目的で訪れる際には、まずはスーツにネクタイをしておき、フォーマルすぎると感じた際にはそれをはずすようにすれば安全です。ただし、政府高官とのフォーマルな面談ではスーツにネクタイは必ず必要です。
  • 郊外の石油・ガス・炭鉱などにおいてはネクタイ姿は適切とはいえません。
  • 一年中を通して非常に高温多湿な気候のため、ビジネスの場における服装はしばしばカジュアルなものが認められています。
  • 一般的な男性の服装は暗い色のズボンに薄い色の長袖のTシャツにネクタイです。しかし、多くのビジネスマンが半袖のTシャツにネクタイなしの服装で仕事をしていることに気付くと思います。
  • 招待状に「ラウンジスーツで」と服装を指定されている場合でも、これは現地のインドネシア人に対してのものであり、海外から訪れている人間としては普段のビジネススーツを着ていけば問題ありません。
  • 多くのインドネシア男性がオフィスに首の開いた、長袖のろうけつ染めのシャツを着てきます。この服装はしばしば結婚式などのフォーマルなセレモニーでも使用されます。社交上のイベントではシャツにネクタイで問題ありませんが、このろうけつ染めのシャツを着て参加すると喜ばれます。
  • 女性はイスラム教の教えに配慮し、ブラウスはひじまで袖のあるもの、スカートは膝丈以上のものを身に付けるようにしてください。
  • 女性にとっての一般的なビジネスにおける服装はドレスかブラウスにスカートの組み合わせで、袖や裾の長さが十分にあるものを身に付けます。ビジネススーツはもっとフォーマルな場面でのみ必要となります。また、パンツスーツは避けるようにした方が無難です。
  • 明るい色の伝統的な模様のものが一般的には職場にふさわしいとみなされています。
  • カジュアルな服装であっても因習的なものが好まれる傾向にあります。半ズボンは都市部か観光地でのみ着るようにしてください。ジーンズはカジュアルな服装として(特に若い世代で)受け入れられています。
  • 何を身に付けるにしても、清潔に保ち、手入れの行き届いた外見を心掛けてください。インドネシア人は一日に数回風呂に入ることもあります。