インドネシアACCESS
アポイントメント 2/2
- インドネシア人とのビジネスは欧米のそれと比べて比較的ゆっくりとしたものとなります。インドネシアのビジネス文化においては時間に対しての焦燥感が薄いため、インドネシア人は急かされることを嫌う傾向にあります。
- インドネシア人が時間を守るかどうかは、往々にしてその人間の組織での役職に関係します。例えば、部下は決して上司との面談に遅れることは許されませんし、部下を待たせるのは上司にとっての特権です。
- 上司の人間はミーティング等の出席者が自分より役職の低い人間だけだと分かっている場合には、意図的に遅れていく場合もあります。
- 地方議会や公のミーティングは一時間以上送れて始まることも多々あります。
- インドネシアを訪問している外国人(日本人)として、あなたはアポイントメントに時間通りに到着するように求められます。特にこれはあなたの面談相手が社会的にあなたよりも地位があると考えている場合には特に重要となります。
- インドネシア人は2時間程度遅れて到着してくる場合が多々ありますので、待たされた時のために仕事や本などの時間をつぶすものを持参していくのも手です。
- インドネシア人が社交行事に招待された際には、メインゲストが誰であるのかを確かめたがる傾向があります。そして、自分より役職や地位の下の人間よりは遅くに到着し、上司や主賓(達)よりは早くに到着するようにします。
- 主賓より遅くに到着する人間がいないように、招待状には15分前に到着するようにしてくださいと書かれている場合があります。
- 店舗の開店時間は店ごとに異なりますが、週5〜6日の9:00/10:00〜18:00/19:00が一般的です。
- 厳格なイスラム教徒はラマダン(断食月)に夜明けから夕暮れまで断食を行います。そのため、この習慣があなたのインドネシアでのビジネスに影響を及ぼすことがあります。
- また、断食をしているイスラム人の前では飲食は控えるようにしてください。