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グローバル・ビズは海外でのビジネスの成功のための世界各国のビジネスマナーとビジネス文化を紹介しています。

ベルギーBelgium

商談 1/2

  • 名刺の交換はベルギーでも一般的にビジネスの中で行われています。
  • そのため、あなたの名刺は片方の面を英語にし、裏側をフランス語かオランダ語にするようにした方が便利です。
  • 裏面のフランス語かオランダ語についてはあなたが主に訪問するベルギーの地域によって選択するようにしてください。
  • 理想的には英語−仏語、英語−蘭語の2セットの名刺を用意するようにし、相手の話す言語の名刺を渡すようにすることです。
  • ベルギーのビジネス社会では、女性はまだまだ男性に比べて低いポジションを占めることが多いですが、これは徐々に変化してきています。
  • そのためか、ベルギーの企業は一般的に女性の出張者に対して否定的な面はありません。これは特に大都市においては顕著です。
  • ベルギーでは重役は部下より遅くに事務所や会社に到着する傾向があります。
  • ベルギー人は企業内での上下関係において、自分のおかれている立場に対して敏感であるため、もしあなたが相手のベルギー人より上の立場であるならば、相手に気を使い先に到着するようにするのは相手を動揺させる結果となりますので避けるようにしてください。
  • また一方では、正当な理由がない限り遅れることのないようにしてください。この正当な理由はなんとなく説得力のある言い訳を意味するわけではありません。
  • ベルギーのビジネス文化においてはオープン・プラン式のオフィスは一般的ではなく、管理職や重役は特にプライベートを維持することに対して敏感です。
  • 部屋に入る前にはドアをノックし、許可を待つようにしてください。
  • 更に、入退室の際にはドアをしっかりと閉めるようにしてください。
  • 必要な自己紹介が終わった後は、すぐにビジネスの話に入ることもありますし、その前に簡単な世間話を行う場合もあります。
  • お互いの信頼関係(相互信頼)はベルギーのビジネス文化においては欠かすことのできないものであり、この世間話を行うことでお互いについての知識を深めると共に、信頼関係の構築を助けることになります。
  • もし、あなたが面談の進行役をする際には、自己紹介の後にしばらく世間話を行うようにし、相手の方からビジネスの話題を持ち出させるようにするのが無難な戦略です。
  • 打合せや会議、面談の際には、そのアジェンダを出席者全員に配布しておくようにすることをおすすめします。