ベルギーBelgium
贈り物
- ベルギーのビジネス文化では贈り物をしたり、受取ったりすることは一般的には行われません。
- もし、あなたが密接な関係のビジネス相手に(商談成立の記念などに)贈り物をしたいときには、あなたの名刺や会社のロゴなどは贈り物に入れないようにしてください。
- この頃までには相手の趣味などに関しても詳しくなっており、コストに関係なく何を選べば相手が本当に喜ぶかを分かっていると思います。もし、そうでないとしたら何も贈らないのが賢明な選択かもしれません。
- 万が一のための事前準備として、あなたの国についての簡単な本や特有の民芸品などを用意しておくと便利です。
- また、少なくとも必要が生じたときの準備として何かのアイデア(珍しかったり変わったお酒のボトルなど)を用意しておくことをおすすめします。
- 贈り物は送り手の目の前で開けられますし、あなたも贈り物を受け取った際には相手の前で開けるようにしてください。
- もし、催しなどに招待され楽しんだ場合のお礼としては、それに対しての謝辞を伝え、今度は自分のパーティーやディナーに招待したり、オペラなどに招待することが考えられます。
- ベルギー人の家に招待されることは非常に珍しく、(フランダース地方が多いですが)その特権を喜ぶと共に、そのように振舞うようにしてください。
- ベルギー人は自国のチョコレートが世界でも最高の品質であることを分かっていますので、招待された家の婦人に持っていくお土産としては花が無難かもしれません。
- その際には菊とユリ、赤のバラは避けるようにし、ヨーロッパの伝統に従って13以外の奇数の本数にするようにしてください。
- 家の男性にはお酒のボトルなどが無難です。
- また、お土産は到着した際に渡すようにしてください。
- 招待の翌日には手書きのお礼のカードを渡すのを忘れないようにしてください。
- また、お礼として後日花を贈ったり(当日に渡していない場合)、フルーツバスケットを贈ったとしても問題ありません。
- ベルギーのビジネス文化では仕事相手や仲間に普段の感謝の意を伝えたり、コンタクトを維持するために年賀状を送ったとしても害にはなりません。