アルゼンチンargentine republic
商談 2/2
- アルゼンチンのビジネス文化においては、あなたの性格が相手のビジネスパーソンにとってはとても重要になります。
- そのため、公に他人を批判したり、贔屓してかばうなどの行動は避けるようにしてください。
- また、相手を困惑させるような言動も控えるようにしてください。
- 他人に対して親切にしたり、敬意を表すことはよいことと考えられています。
- また、アグレッシブな行動は避けるようにする傾向があります。
- 商談においては相手と共感し、親密に進めることが重要になります。
- さらに、アルゼンチンの福祉や繁栄、相手に対しての関心（や心配）を示すことは、好意的に受取られる行動です。
- 交渉においては、時として感情が客観的事実よりも優先されることがあります。
- アルゼンチン人の間では、事実（真実）の受取り方も主観的であり、個人により異なる受取り方をします。
- カトリックの価値観がアルゼンチン人の考え方に深く影響を与えています。
- 「押し売り」などの積極的過ぎる方法は余り上手くいかないのが一般的です。
- その代わりに、あなたの製品やサービスの優位な所や条件、契約内容に関して説明した方が効果的です。
- 過去にないようなファイナンス上のオプションを提案するなど、財務上の条件を提示するのも交渉を効果的に進めるための戦術の一つとして役に立ちます。
- 顧客に継続的なサービスを提供することで（距離的に大変なこともありますが）、その後の取引の継続の判断において優位に働きます。
- アルゼンチンのビジネス文化におけるお役所仕事のレベルは他の南米諸国と同程度となっています。
- しかしながらトップの経営層に関しては、他の国に比べて効率的であると認められています。
- 権限を与えられた部署のトップの人間が最終的な決断の権限を委ねられていますので、忍耐強く待つことが必要になります。
- また、契約や商談を成立させるためには、何度も訪問し調整を行う必要があることも多々あります。
- 一般的に契約事項はしっかりと履行され、問題はすぐに対処され、支払いに関しても納期通りにしっかりと払われると考えて問題ありません。
