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オーストリアでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<商談についてのヒントや注意点>

商談 3
  • オーストリア人は彼らの考えている一般的なサービスや物事の順序、組織のあり方が大きく変化させられることに関しては、非常に不愉快に感じる傾向があります。
  • 伝統的な物事の進め方では融通の利かないシステムと手順を守らなければなりません。
  • チームワークはそれ程重要視されませんが、オーストリアの企業は組織を中心として機能するシステムが構築されています。
  • 組織においての責任の分配は上位から(書面)で行われますが、オーストリアのビジネスはその厳しいプロセスによって行われるのではなく、目標に向ってコントロールされています。
  • 意思決定のプロセスはとても遅く、忍耐が必要になります。これはオーストリアのビジネス文化においてはリスクを避けたがる傾向があり、入念な決断のためのプロセスと徹底的に詳細までの検討を行います。
  • しかし、決断のために時間がかかる反面、その決断は経営トップの人間が行いますので、一度意思が決定され、それに対するアクションプランが作成されるとトップダウンで即座に行動に移されることになります。
  • 一般的に、平等な交渉が行われた結果として合意に達することが出来れば、ほぼ間違いなく適切な結果を期待することが出来ます。


  • オーストリア人は彼とのビジネスにおいてお互いの利益を追求し、相手にも彼らに対して同様の尊重と信用を求めます。
  • 正式な契約書を交わす前であっても、一旦決まった同意に関しては変更されることは滅多にありません。
  • オーストリア人たちの伝統へのこだわりの当然の結果として、階級システムの多大な影響が生き残っていることが上げられます。
  • 階級意識やその影響は普段それほど表に現れないとしても、オーストリア社会に根強く残っています。
  • 社会における適切な階級のメンバーであることがオーストリアでの人生において重要な要因となり、そのグループへの忠誠心とルールが、メンバーであるオーストリア人の振る舞いに影響を与えています。
  • オーストリア社会では、それぞれの社会で適切な人間を知っていることが、オペラのチケットを手に入れたり、公のダンスパーティーの招待状の入手、そしてもちろんビジネスに参加するための重要な手段となります。
  • しかしながら、オーストリアでは個人の信頼関係がビジネスを開始するために必ずしも必要であるとは限りません。
  • ただし、現在でもお互いのプライベートとビジネス両方に関係を引きずる”社会的提携”という名の下に、以前よりの温情主義が残っていることも事実です。


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