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イエメンでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<イエメンについてのヒントや注意点>
気候と首都
- イエメンは熱帯性の気候で、Tihama沿岸地方(赤海沿岸)に砂漠が広がり、Hadhr amaut(アラビア海に沿っての南部の低地)は一年中温かく多湿の気候となっています。
- しかしながら、内陸地は山岳地帯が広がり肥沃な土地となっています。
- 段々畑はイエメンが発祥の地と言われています。
- 主要都市の中で唯一の港であるアデンとアル・ホデイダ(al-Hodeida)のみが低地地帯となっています。
- 首都のサヌア(Sana'a)は標高2100メートルの高さで、一年を通して日中は20℃前後の乾燥した気候ですが、夜間には冷え込みます。
- サヌアは世界でも最古の人類の住んできた都市として広く認められています。
- その歴史は少なくとも紀元前4世紀後半まで遡ることができ、中には2000年以上も使われている家屋も存在します。
- さらに、この中でもっとも古いものは原始的な方法ですが、トイレや給水機能を十分に持ったものとなっていたことが分かっています。
イエメンへの入国
- ビザの有効期限などはあいまいな場合がありますので、発行の日から有効なのか、旅行の日から有効なのか確認しておくようにしてください。
- 空港などでの入国管理の移民局では、多くの問題を解決するために小額の料金で協力してくれます。
宗教
- 公の宗教はイスラム教シーア派のZaydi分派となります。
- しかし、多くの低地のイエメン人はイスラム教スンニ派を信仰しています。
- 理論的にはシーア派のZaydi分派は他のシーア派よりもイスラム・スンニ派に近い信仰を実践する傾向があります
- Zaydi分派とイスラム教スンニ派の違いは、イギリスの高教会派とローマカトリック教会との関係に似たものがあります。
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