アメリカとは 2

アメリカの仕事

• 世界で最も強い経済を持つとみなされているアメリカ経済ですが、アメリカ人の労働によって支えられており通信、ＩＴ、サービス産業、製造業に従事する人が増え、農業や林業は年々減少しています。
• アメリカ人は長時間労働し（日本から比べると長く感じませんが）、平均２週間の休暇を取り多くの時間を仕事関係の移動（通勤や顧客訪問）に費やしています。

アメリカン・ドリーム

• 誰でも一生懸命働くことにより成功し富を手に入れることが出来るという”アメリカン・ドリーム”の思想の基にアメリカのビジネスは成り立っています。
• この考え方は現在でもいたるところで垣間見ることが出来、多くの人間をアメリカに惹きつける原動力となっています。この（よく働いたものがより報酬を得るという）考え方により成果主義的な体制や組織が出来上がっています。
• アメリカン・ドリームを現実にした人もいますし、ただの神話で終わらせてしまっている人もいますが、これがアメリカ社会の貧富の差の拡大に寄与していることは否めません。

雇用問題

• アメリカの労働者は法律によって保護される様々な権利をもっています。外国人にとってはアメリカの体制は労働者中心に作られていると感じられることもあります。多くの企業が多大な時間、金、ロードを基本的な法律を遵守するために費やしています。
• 現在の大きな課題としては、
  　　�@年齢、人種、民族、性的嗜好による差別への是正措置
  　　�Aマイノリティーの優遇措置
  　　�B多種多様性の増加
  　　�C 人体障害者の雇用
  　　�D雇用機会均等法
  　　�E職場の安全（職場暴力、セクハラ、ドラック使用等）
  　　�Fプライバシーの保護
  　　�G宗教
  があげられます。
• これらの問題は次の２つの考え方を基本に展開されています。
  Ｉ. 個人は雇用に際して同様の権利を有し、人種、年齢、宗教、性的嗜好、身体的特長/障害、性別などにより差別されない。
  ＩＩ. 個人は支払い、職場安全、待遇について基本的な権利を有しており、それらは雇用者によって満たされるものでなくてはならない。