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台湾でのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<贈り物についてのヒントや注意点>
ガイドライン
- ビジネスでのお土産の交換は台湾のビジネス文化ではとても一般的です。そのため、不意に贈り物をされた際にお礼が出来るように、何かお土産を一式持っているようにしてください。
- 最初の面談の際に贈り物をされることがしばしばありますので、その際にお返しが出来るように何かお土産を準備しておくようにしてください。
- 最初の面談のお土産としては、何かあなたの会社のロゴや名前の入ったものが適しています。ただし、それが台湾製のものでないようにしてください。
- 中国の習慣ではお土産や贈り物を受け取る前に3回辞退します。そうすることによって欲張りに思われないようにするためです。従って贈り物をする際には、断られても受け取ってもらうように固持してください。そうして相手が贈り物を最終的に受け取った際には、受け取ってもらえて嬉しいと伝えるようにしてください。
- あなたが贈り物を受け取る際には、同様に3回ほど断るようにしてください。
- 贈り物を受け取る際には両手で手のひらを上に向けて受け取るようにしてください。
- 贈り手の前で贈り物を開けることはしません。そうすることにより、贈り手および受取り手の両者の面子を保つことが出来ます。これは中国文化では贈り物が期待通りのものでない場合には両者が恥をかくことになると信じられているからです。
- 贈り物を受け取った際には、後に同様の価値のお返しをすることが必要になります。従って贈り物をする際にも、相手がお返しをしなければならないことを考え、高価すぎるものは避けるようにしてください。
- 台湾人のビジネス相手は気前のよい贈り物をしてくる傾向がありますので、後に同様の価値のもののお返しを忘れないようにしてください。
- 食べ物の贈り物は喜ばれますが、ディナー・パーティーには事前に了解がされている場合以外には食べ物のお土産は避けるようにしてください。
- 中国文化でディナー・パーティーに食べ物を持っていくことは、ホストが十分もてなし出来ないことを示唆していると受取られ、大変失礼になりますので控えるようにし、後にお礼としてキャンディーやフルーツの盛り合せを送るようにしてください。
- 花は偶数の本数を贈るようにしてください。奇数の花は不幸の兆しとして受取られます。
- 中国の旧正月においては赤い封筒に入れたお年玉を子供や普段お世話になっているサービス業の人間の渡します。このお年玉は”Hong Bao”と呼ばれ、多くの企業で会社から従業員に給料1ヶ月分のHong Baoが支払われます。
- また、これは政府より命令されるものですので、あなたが台湾で雇い主としてみなされる場合には重要になります。このお年玉は新札で偶数の枚数の偶数の額で渡すようにしてください。
- 贈り物の包装は赤、ピンク、黄色のものを選ぶようにしてください。
- 黒と白の包装紙は避けるようにしてください。
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