台湾でのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
＜接待についてのヒントや注意点＞

接待 1

パワーブレックファストや朝食でのビジネス・ミーティングは台湾のビジネス文化では一般的ではありません。
滞在中の招待はすべて受け入れるように心掛けるようにし、断らなければいけない場合には十分な理由を説明し、招待者の面子を失わないようにしてください。
毎晩、仕事の後に食事に招待されるかもしれません。これらの接待は深夜まで続くことも多々あり、ナイトクラブやレストランで行われます。
夜出かける際に他の皆が帰る前に自分だけ帰ると、社交的ではないと言われることがあるかもしれません。
接待はレストランや高級クラブで行われ、相当量のお酒を飲むのが一般的です。
ディナーが一日で最もボリュームのある食事で、18:00ぐらいに食べます。接待は個人の家よりもレストランで行うのが一般的です。
座る席は階級によって決まっていますので、どこに座るか指示されるまで待つようにしてください。台湾人は交渉相手とはテーブルに向かい合って座るようにします。
主賓は入り口の方を向いて壁に背を向け、上座に座り、ホストはその正面に座ります。この座り方では、同ランクの人間同士が乾杯できるようになっています。
台湾人の家に事前に連絡なしで訪ねるのは控えてください。
もし台湾人の家庭に招待された場合にはなかなかない栄誉と受取ってください。招待された際には何かお土産（食べ物は避ける）をもっていくようにし、時間通りに着くようにしてください。
家では靴を脱ぎ、用意されているスリッパに履き替えるようにしてください。
家を訪れた際にはホストの家族全員に紹介されます。
食事が出された場合にはすべての料理を試すようにし、それぞれの料理について褒めるようにしてください。
乾杯は”Kanpei”で飲み干すことを意味します。
台湾のビジネスマナーに則り、ホストが料理を取るように促すまでは待つようにしてください。
様々な料理が出されますので、中にはあまり興味をそそらないものもあるかもしれませんが、なるべくすべての種類の料理を試すようにし、おのおのに賛辞のコメントをするよう努力してください。
食事の際は最初のうちはあまり多く食べないようにした方が賢明です。料理は20品目にもなることも珍しくありません。
皿をキレイに食べつくすことは、台湾の文化では十分な料理が振舞われなかったこととみなされ、大変な侮辱となりますので気をつけるようにしてください。
また、反対に全く料理に手をつけないことも避けるようにし、あまり好みのものでなくても相手への礼儀として一口ぐらいは食べるようにしてください。

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