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スイスでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<スイスについてのヒントや注意点>
- スイスの同胞愛は市民責任と一般福祉(Pflege)の一般原理、(プロテスタントの)職業倫理、ある程度の利己的な実利主義の上に成り立っています。
- 中立であることを貫いた銀行の姿勢により、マネーロンダリング(資金浄化)の温床となっていると非難されることもありますが、その最高の効率性への要求とサービスの質が世界中の資本家をスイスが一番であると確信させる結果になっています。
- 意見の一致、バランス、維持がスイスの重要な特徴となり、”触らぬ神に祟りなし”の諺に通じるものがあります。
- 首都であるベルン州(Bern)やビジネスにおける主要都市であるバーゼル(Basel)とチューリッヒ(Zurich)はドイツ語圏です。
- しかし、これらで話されるのはスイス訛りのドイツ語(Schwyzerdutsch)であり、標準のドイツ語(Hochdeutsch)とは非常に異なり、流暢なドイツ語を話す人間でさえも理解できない方言などが多く存在します。
- しかし、幸運なことにスイス訛りのドイツ語(Schwyzerdutsch)はプライベートかオフィシャルでない場合でのみはなされるのが一般的であり、ほとんどのドイツ人が公の場では標準のドイル語を話すことが出来ます。
- また、当然公の文章などは標準のドイツ語で書かれています。
- 更に重要なことに、たいていのドイツ語やフランス語を話すスイス人は英語には不自由しないのが一般的です。
- しかし、英語しか話せない場合にはイタリア語圏のロカルノ(Locarno)やルガーノ(Lugano)などを訪れる場合にはコミュニケーションに不自由するかもしれません。
- 一方、ジュネーブ(Geneva、フランス語ではGeneve、ドイツ語ではGenf、イタリア語ではGinevra)は真に国際的な都市で、EFTAやGATT、the IRC、the WHOなど他に10ほどの国連組織の本部が存在します。
- これほどに国際的な国ですが、国連(UN)に加盟したのは2002年と比較的最近のことです。
- また、多数の言語を使ってはいますが、スイスは国としては強く団結しており、その永くに渡る自立と中立性を誇りにしています。
- そのため、スイスの貿易の主な相手はEU諸国(主にドイツ)で、輸出の61%と輸入の80%を占めますが、2001年の国民投票でEU加盟が否決されて以来、すぐにはEUに加盟する予定はない状態です。
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