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スペインでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<会話についてのヒントや注意点>
- 一般的なガイドラインとして、名前(ファーストネーム)は家族や身近な友人の間で呼ぶ際に使われます。
- 相手を呼ぶ際はSenor (Mr.)、 Senora (Mrs.)、 Senorita (Miss)に相手の姓を続けて呼ぶようにしてください。
- もし相手が役職や職業資格を持っている場合には、それに相手の姓を続けて呼ぶようにしてください。例えば、Profesor (Professor)など。
- しかし、役職や学位などはスペインの重役を呼ぶ際には使われないのが一般的です。
- 古くから年配や目上の人間を呼んだり、その人間について言及する際に使われてきたdonやdonaに名前を続けて呼ぶことは、現在のスペインでは徐々に稀になってきています。
- フォーマルな場面での書類や契約書ではフルネームかそれにSrやSra、Srtaをつけて表記されることが続けられています。
- しかし、これらを会話の中で使うと皮肉的であったり、おどけているように聞こえますので注意が必要です。
- スペイン人は2つの姓(apellidos)を持ち、ひとつは父方の最初の姓で、もうひとつは母方のひとつめの姓を使うことになります。
- 相手が片方の姓しか使っていないことを確認できるまでは、両方の姓を使って呼ぶようにしてください。
- また、同様のルールは名前にも当てはまります。Jose-Mariaなど。
- 相手を呼んだり、会話の中で相手をYou (あなた)と呼ぶ際には丁寧なustedを使うようにし、tuを使うのは相手からそれを使うように促されてるまでは控えるようにしてください。
- 最近では、特に若い世代においてはファーストネームやtuをビジネスの場面でも使う傾向があります。これは特に同僚の間では顕著です。
- ustedは使う人間の役職に関らず上司や年配の人間に対して使われる傾向があります。
- 混乱しやすいですが、ustedは使用人に対しても使われます。
- これらは比較的カジュアルな雰囲気で、早い段階から友好的な関係を構築する南部地方において顕著な傾向があります。
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