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スペインでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<服装についてのヒントや注意点>
- スペイン人は身なりには非常に気を使い、あなたの身なりから職業上の達成度や社会的な地位をある程度判断します。
- スペイン文化での服装に関してはcon eleganciaを心がけることが必要となります。これは、トップクオリティーの保守的な服装で控えめの色を意味します。
- 男性はウールかリネンのスーツにコットンのシャツ、シルクのネクタイを身に付けるようにしてください。
- 女性は質の良い生地のビジネススーツ(パンツスーツも含む)やビジネスドレスを身に付けるようにしてください。
- デザイナースーツやブランド名は肯定的に受け入れられます。
- 女性の訪問者は控えめな服装を心がけるようにしてください。
- スペインのビジネス文化では女性は肉体的に異性の注意を引くような服装は避け、女性らしさはその清潔な服装と髪によって強調される傾向があります。
- 当然、天候は服装を決定するのに重要な要因となります。
- 夏にはその気温は40℃近くまで達するので、薄い生地のスーツやエアコンの効かないオフィスの外ではネクタイを緩めたり、ジャケットを肩にかけたりすることは徐々に受け入れられるようになってきています。
- スペイン人の相手に合わせて服装を選ぶのが賢明ですが、スマートに見える服装は”クール”(カッコイイ)とみなされますが、文字とおり”クール”(涼しい)服装はスマート(賢明)な服装です。
- 一方、山岳地帯や中央の高原(meseta)では1~2月にはとても寒い気候になることを忘れてはなりません。
- 夏の盛りでさえもマドリードの熱気と北西部のグアダラマ山麓の裾野に広がるエル・エスコリアル(El Escorial)の涼しい空気には驚くほどの差があります。
- 休暇においても半ズボンは公の場では受け入れられていない服装ですので、注意する必要があります。
- 教会へ入る際の服装制限は厳しく、また厳格に実施されています。男女共に肌の露出を多く出すことは、教会への不敬にあたるとされますので控える必要があります。
- また、一流のレストランでは少なくとも”スマート・カジュアル”な服装が求められます。これは7~8月でも同様です。
- スペイン文化では”スマート・カジュアル”にはしわだらけのTシャツ、安物のジーンズ、ジャージやスウェット、スニーカーは含まれません。
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