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フィリピンでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<接待についてのヒントや注意点>
- 社交の場への招待は出来る限り受け入れるようにしてください。フィリピンのビジネス文化ではそれらの場もビジネスを行う上で重要な場面となります。
- フィリピンのビジネス文化においては配偶者も夕方のビジネスでのイベントに招待されます。ビジネス相手の配偶者もディナーに招待することは問題ありませんが、ランチには招待しません。
- フィリピン人が食事中に声をかけると、フィリピン人はあなたをその食事に招待しなければならないと感じ招待してきます。しかしこれは社交上の丁寧さから行われるもので、すでに食事を済ませたと伝え断るようにしてください。
- ビジネスでの食事は一般的です。特に、商談がまとまった際にはそれを祝うために一般的に催されます。フィリピンのビジネス文化では食事に招待した人間が支払いを行います。ただし、女性が招待した場合には、男性が支払うように主張するのが一般的なビジネスマナーです。
- フィリピン人の家庭への招待は非常に名誉なことと受取ってください。個人の家への招待は信頼関係が築けたと感じる相手にのみ行われ、これがフィリピンでのビジネスの成功に必要となります。
- 招待時間の15〜20程度遅れて到着するようにしてください。事前に着いたり時間通りに到着すると、ホストを急がせて思慮に欠ける人間と受取られかねません。
- フィリピン人の家庭では靴を脱ぎ、準備されたスリッパを履くようにしてください。
- 招待された際には花や、ワイン、ケーキなどをその家の妻に持っていくと喜ばれます。
- ホストの奥さんをホステスとは呼ばないようにしてください。フィリピンでは売春婦のことをホステルと呼びます。
- 中国人がホストのパーティーはレストランで行われることが多く、家では滅多に行われません。また、彼らのパーティーには多くの親戚が集まりますので、年配の人間には十分な敬意を示すことが重要です。
- 社交上のイベントでは食事を中心に行われることが多く、フィリピン人はフィリピン料理について非常に誇りに思っていることが少なくありません。フィリピン料理はアジア南部、中華料理、スペイン料理の影響を強く受けています。
- ”Have you eaten?”は北米の”How are you?”の代わりに使われます。応え方としては食事が終わっていなくても”Yes”と応えれば問題ありません。
- ビジネスでのミーティングも社交上のイベントでも席順は役職や年齢によって決まりますので、どこに座るべきか自身のない場合には指示されるまで待ち、そこに座るようにしてください。
- 社交上のイベントの際には、食事のために席に着くようにホストに数回促されるまで席に着くのを待つようにしてください。フィリピンの文化では食事を早く食べたい印象を与えることは、強欲で品がない証拠とみなされます。
- 料理を食べ始める際には、ホストに食事を始めることを促されるのを待つようにしてください。
- フォークとスプーンが一般的な食器です。左手にフォークを持ち、右手に持ったスプーンにため物を運ぶようにして使ってください。
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