|
フィリピンでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<接待についてのヒントや注意点>
- 特権階級の多くの家族が料理のためにコックを雇っています。したがって、食事への賞賛はそれ程ホストを喜ばせるものではない場合もあります。ホストを賞賛したい場合には家のデコレーションや家具の選択、観葉植物など彼らが直接影響を与えることの出来るものについて褒めるようにしてください。
- フィリピンでのビジネスマナーとしては、食事はそれぞれの料理を少しずつ残すようにしてください。これが、ホストがあなたの食欲を満たすほど十分のもてなしをしたとのサインになります。もしあなたがすべてきれいに食べると、ホストは料理の量が足りなかったと受取ります。
- 料理は回転テーブルの上に出され、これらはホストがまとめて注文することになります。
- もしあなたがホストの場合にはデザートを注文するのを忘れないようにしてください。フィリピンの食事においてデザートはランチ・ディナー共にとても人気があります。
- ウェイターなどを呼ぶ際には手のひらを下にし、すべての指を曲げて呼ぶようにしてください。決して欧米式の手のひらを上にして人差し指を動かして呼ぶことはしないようにしてください。
- 社交上のイベントでは最後に歌を歌ったりダンスをして終わることがしばしばあります。そして更に重要なことにあなたもこれらに参加するように求められます。
- フィリピンのビジネスパーソンの間では大量の酒を飲むことは一般的ですが、公衆の場で酔っ払うことは恥じであると考えられています。そのため、お酒を飲む際には、ある程度のコントロールがきく程度までにするように気をつけてください。また、フィリピンの女性は公衆の場ではあまりお酒を飲みません。
- ディナーパーティーが終わる際には残った食事をお土産として招待客に持たせることがあります。これは伝統的な”pabaon”として知られています。
- 結婚式、記念日、洗礼式などのプライベートなイベントに招待されることは非常に稀な栄誉です。また、これらの場面を通してビジネス上の個人的な関係を築くことも非常に重要です。
- もしあなたイベントのホストを行う際には、一度だけ招待するだけでは不十分です。招待客は最初は真意はどうであれ、あなたの顔に泥を塗らないために”yes”と回答することがしばしばあります。したがって、数日前に再度出欠の確認が必要になります。さらに、”面子を保つ”ために第3者を経由して欠席の旨を伝えてくることもしばしばあります。
- もしあなたが招待状を送る場合にRSVP(返信用ハガキ)での招待をしても、返事を送ってくることはあまりないことを覚悟しておいてください。これは、フィリピン人は一般的に書面での回答に対しての義務感を強く感じる傾向にあるからです。
- チップはいたるところで期待されています。例えレストランでサービス料が含まれていても、小額のチップを渡すようにしてください。
- ホテルの接客サービスに満足した場合には20~30ペソのチップを渡すようにしてください。
- タクシーの運転手には10% 程度のチップか、5または10ペソのチップを渡すようにしてください。
- ドアマンやポーターには10~20ペソのチップを渡すようにしてください。
▼海外お役立ちサイト
|